法律相談、特に役所などで受ける無料法律相談などでは「これは人生相談なのではないだろうか・・・」と思う相談がたくさんあります。
ともかく、怒りや悲しみを誰かに話したい!
それが他人に伝わらない相手がいい!
という要件を考えますと、医師や弁護士を相手にするのが一番です。
数多く扱ってきますと「ああ、これは人生相談かな」ということが概ねわかってきます。
そういう場合は、ただただ話したいだけ話を聴いてあげること(制限時間内でなければなりませんが)。
そして、決して「こうしたほうがいい」「ああしたほうがいい」というような結論を言わないことです。
弁護士は法律に関しては一般の方より詳しいですが、相談者の人生哲学に関わる点についてまで介入すべきではないと考えるからです。
それでも
「先生、決めて下さいよ」
と言われる相談者の方もおられます。
そういう方に対しては、
「誰もが人生について悩んでいます。もちろん私も、外を歩いているほとんどの人も・・・ですから悩んでいるのはあなただけではありません。人生に関わる問題ですから、みんなと同じようにゆっくり考えて下さいね」
と、アドバイスしています(アドバイスになってないかもしれませんね^^;)