復興需要で東北地区の売上高が前年度比11.3%増加
全国では宮城県がトップ
東北地区での売上高が2桁成長している理由は東日本大震災の復興需要。その東北地区の中でも特に大きな成長を見せたのが宮城県でした。
2011年度の労務・外注費が前年度と比べて19.7%増加し、東北のみならず全国47都道府県でトップとなっています。
一方、岩手県などは前年度比0.4%の増加にとどまっており、大きな被害を受けた地域であるにもかかわらずいまだ復興が順調には進んでいない姿も浮き彫りとなっています。
現在、建設業者の倒産は復興特需や金融円滑化法の利用などによって減少傾向が続いていました。しかし、東北地方に人員が集中したことが原因で労務費の高騰が深刻化しており、さらに、福島第一原発事故による除染作業や護岸整備などの復旧工事もまだ終了しておらず、人員不足を原因にした建設コストの上昇が全国的に懸念されています。
あえてやってみる「突拍子もない経営予測」
過去を見て、現状を分析し、将来を予測する。先が見えない昨今だからこそ、経営計画や経営予測は大切になります。
予測を立てる際には現実に則した数字をまとめるでしょう。しかし、あえて「限界両極の経営予測」を立ててみて、自社の将来を考えてみると違った未来が見えてくるかもしれません。

極端から極端へ。正解はその中間にある
「もしも来年、あらゆることが上手くいったとしたら」と「もしも、すべてが失敗して何一つうまくいかなかったら」、この最高と最悪ふたつのシミュレーションの間に、来年の実際の数字はあります。
「何を当たり前なことを」「そんな漠然とした予測じゃ意味が無い」と仰るかもしれません。両極端のシミュレートを行う効用は、これだけではありません。
最高と最悪、両極端の予測をするなかで、さまざまなシチュエーションや予想、そこから出てくる課題や気付きが掘り起こされてくるはずです。
資金繰りや人材育成、他社の動向や社会情勢などさまざまな経営課題が見つかるでしょう。これらを解決する方法をシミュレーションしておけば、来年何が起こっても右往左往せずに対応できるようになるでしょう。
あえて極端な予測を立てた上で、その間にある現実的なシミュレーションを行う。
常識では考えられない予測や気付きを手に入れてみてはいかがでしょうか。
起業できた理由を漢字一字で表すと「志」
財務省近畿財務局が「我々は、右肩下がりの時代になぜ起業したのか」と題した、経営者へのヒアリング結果を公表しました。バブル崩壊以降に起業した関西地域の経営者50名に対して行われた調査から、起業の秘訣、企業経営の初心が見えてきます。

決断の源は「志」
彼ら50名の経営者たちの起業の理由で最多を数えたのが「社会に貢献したかったから」の44%。「より高い所得を得たかったから」が4%ですから、その差は11倍。経済が低迷している昨今、自身の力を存分に発揮して社会に貢献したい、そんな強い志がなければ起業し経営するなど夢のまた夢かもしれません。
また、「起業する際の最大の敵は?」との問いに対しては、52%の方が「自分」と答えています。自分の中に潜む弱い心が顔を覗かせ不手際が起こったら、お客様や取引先、社会に対して責任は取れなくなってしまう。目先のお金や自分だけの幸せを望んでの起業ではあっさり挫けてしまう。
企業経営をするというのは、社会や社員、お客様や取引先への責任を一身に背負うのと同義。
「お金がほしい」という理由では、経営は上手くいかないのかもしれません。
最後に「生まれ変わっても起業するか?」との質問に対して、苦しい企業経営を高い志で乗り切っている彼らがなんと答えたか。「する」との答えが86%、圧倒的に自身の決断を肯定しているようです。
この不況下、経営者としての責任の重さに苦しくなる時もあるかと思います。
そんなとき、起業した時に持っていた自身の初心の志をもう一度思い返してみると何かヒントが浮かんでくるかもしれません。
決算書&経営計画・理念 基本の『き』を学ぶ
セミナー開催のお知らせです。
「決算書&経営計画・理念 基本の『き』を学ぶ 」
<セミナー対象者>
開業して数年の方、事業を継承した2代目、3代目の経営者の方、
これから事業を継承・開業する予定の方
-----法人・個人は問いません。
初めての方はもちろん、そうでない方も
この機会にぜひ一緒に勉強しませんか?
<テーマ・内容>
◎決算書の見方と現状把握
決算書とは何をどう見たらいいのか、数字からは一体何が分かるのかを例をまじえて解りやすく
ご説明します。
◎経営計画の立て方とそのポイント
改めて企業経営の基本に触れ、改善点はないか考えていただく良い機会となります。
◎経営理念の大切さ
経営理念がなぜ大切なのか、経営にどう影響するのかを知っていただきます。
◎経営計画の実践
計画は立てたら実践!PDCAサイクルを使いましょう。
講師:税理士法人マスエージェント
会計部:鍛 昌志 佐伯 知彦
<セミナー概要>
日時:平成25年2月8日(金) 午後3時~午後6時
場所:税理士法人マスエージェント本社 2階会議室
徳島市春日2丁目3-33
TEL:088-632-6228 駐車場有り
定員:15名(定員になり次第締め切らせていただきます)
参加費:500円(当日集金させて頂きます)
主催:税理士法人マスエージェント
<お申し込み>
参加お申し込みは当社HPからお申し込み頂くか、下記までご連絡下さい。
※御電話でお申込の場合 (担当:澤口)
088-632-6228
本当に必要な人材採用できていますか?
重要視しているのは「熱意・意欲」。しかし新卒の3割が3年以内に離職

公益社団法人経済同友会が11月に発表したアンケート調査によると、新卒採用のときに重視するのは「熱意・意欲」が1位。続いて「行動力・実行力」「チームワーク力」と続きます。
適性試験を行い、何人もの役員の目を通して人物評価を行い、最後は社長自らが面接をして内定を出す。ということは、その新卒社員には熱意があり行動力を持ち、コミュニケーション能力にも優れている人物であるはずです。少なくとも、企業はそう判断したわけです。
しかし、別の統計によると新卒社員の3割が3年以内に離職するとのこと。
これは「十分な熱意を持っていた社員を大いに萎えさせる職場」か「採用フローでその人物をちゃんと評価できていない」かのどちらかであるといえます。
これはどちらも企業にとって大問題。一刻も早く改善するべきでしょう。
「一流のモノづくり」で世界に名を轟かせた日本の技術力の低下がいま、叫ばれています。
専門性を重視しなければならない職場なのに、日本ではコミュニケーション能力という、実体の見えない要素に重点が置かれていることに対して一部から疑問の声も上がり始めています。
社員と企業のミスマッチは双方にとって実に不幸。
本当に自社に必要な人材はどんな人間なのか、今一度考えてみてはいかがでしょうか。