8月始め、長い梅雨が明けた。
暑さが和らぐ夕方の散歩は、青空と蝉の声が夏らしくてすがすがしい
今日は、小さな嬉しいことがあった。
7月の梅雨の晴れ間、雨で背丈の伸びた雑木林の細道で、和胡桃の幼木を見つけた。和胡桃は、縄文時代の化石の中から見つかっており、古来から好まれ食されてきた日本の胡桃である。収穫を夢見て、早速連れ帰って来たのだが、とても気難しい植物であることが分かった。
移植の際に根の一部を損傷 → 翌日葉が変色してすべて脱落
葉を水で洗浄 → みるみる葉が変色して数日後に脱落
日光に当てる → 30分後には葉がしおれ、翌日すべての葉が変色、やがて脱落
水をたっぷり与える → シャワーに当たった葉が変色して脱落
風通しのない暑い室内に置いた → 翌日葉が変色してすべて脱落
葉が落ちてしまった和胡桃たち、、、
やがて緑の茎も茶色に変色していった。
これらの悲しい経験から、以下のことが分かった。
1、根を傷つけてはいけない
2、直射日光に当ててはいけない
3、雨や水に葉が触れてはいけない
4、暑い場所に置いてはいけない
5、水はけが良い土が好き
6、風通しが良い場所が好き
元気な和胡桃に可哀想なことをしたと反省
和胡桃の育て方をweb検索すると、日光が大好き、水をたっぷりあげること、どんな土でも元気に育つ丈夫な木、育てるのは簡単、とある。繊細な葉や根については、ほとんど書かれていない。もし、和胡桃を室内で楽しみたい方がいらしたら、私の経験をぜひ参考にしていただきたい。
枯れた和胡桃の鉢たちに、そろそろ諦めがついた今朝。
鮮やかな緑の葉が芽吹いていた