いのち | 大切な子供たちへ

大切な子供たちへ

絶対守ってあげたかった子供の笑顔、守り切れなかった。。。。ごめんね。ママも一緒に連れて行ってほしかった。

次男坊の卒業式も無事に終わりました。

(卒業式のことは後日少しだけ書かせてくださいね。)

 

理数系が得意だった次男坊。

小学校からずっと理科の先生には気に入られていました。

中学校に入って最初のテストで理科の試験問題が渡されたとき問題の間違いを見つけて指摘し、数分間試験を中断して先生が試験問題を直すということがあったらしく、中学校でも理科の得意な生徒として見られていたみたいです。(すみません、親バカで)

 

他学年の理科の先生にも「君と一緒に理科の勉強がしたい。」と声をかけてもらえると、次男坊も嬉しそうに話してました。

定年退職をして講師として病欠、産休などの欠員補充のため数カ月単位で移動していたその先生、次男坊の闘病中に他校へ転任になってしまったんですが、病院にも数回、次男坊が旅立った後にも何回か家に来てくれて次男坊の思い出話を聞かせてくれました。

 

そして、以前ブログにも書いたんですが、次男坊の旅立ちの日、偶然家に来てくれて、次男坊の急変にバタバタしている様子を見て、次男坊に声をかけてくれたあと、そのまま次男坊の中学校へ向かい担任の先生、学年主任の先生に状況を伝えてくれました。

長男、親戚に連絡するのがやっとで学校へ連絡する余裕なんてなかった私たち。

この先生のおかげで、次男坊が生きているうちに、他校に転任になってしまった大好きな一年の時の担任の先生にも、学年主任の先生、二年の担任の先生にも会えたし、訃報を伝えるとすぐ当時の校長先生、教頭先生も駆けつけてくれました。

 

卒業式が終わったらお手紙でお礼を伝えようと思っていたんですが。

式の後、校長室で卒業証書をいただいてお世話になった先生たち、一緒に泣いてくれた保健室の先生にも見送ってもらったんですが、その中にいらっしゃいました。


また次男坊の中学校に赴任されていたようで、「卒業おめでとう、よかったよかった!」っていつものように大きすぎるぐらいの声で元気にニコニコされながら。

私も直接お礼の気持ちを伝えることができて嬉しかったです。

 

なのに・・・・・・


なんで?


その数時間後に亡くなられてしまうなんて。


人間の命なんて儚い。


次男坊と私の人生に関わって頂いてありがとうございました。


お空で、次男坊といっぱい理科の実験してくださいね。


明日はお葬式でちゃんとお礼とお別れ言ってきます。