きいてみたいこと・・・・・・ | 大切な子供たちへ

大切な子供たちへ

絶対守ってあげたかった子供の笑顔、守り切れなかった。。。。ごめんね。ママも一緒に連れて行ってほしかった。

こんにちは!

 

前回のブログでスピリチュアルの本を読んでいることを書きましたが、もし自分に次男坊と会話する能力があったら(全然ありません)、もし身近に『魂の呼び声に耳をすまして』のローラさんのようなミディアムさんがいたら(あまり地元ではきいたことがない気が・・・・父親の時 イタコさんには行ったことがありますが)

 

一番きいてみたいことは・・・・・・・・

 

「ママのこと恨んでない?」

 
今はまだ怖くて聞けない。
もっと時間が経って自分の気持ちが落ち着いたらきいてみたいなショボーン

 

最後の入院時は壮絶でした。
 
嚥下機能が低下して食べられなくなってきたところに、肺炎も起こしたため、嫌がっていた経鼻栄養に変えて、これで体力が戻ってくれればと期待してもどんどん悪化するばかり。
 
吸引ではもう痰がとり切れなくなり片方の肺が真っ白、もう片方も半分近く真っ白になって、急きょ何人もの先生が集まって、『気管支鏡』を使って気道をふさいでいる痰を取る手術。
 
子供への手術は年に一回あるかないかだそうで、次男坊はもう苦しいとさえ言うことは出来なくなっていたけど、血の混じった大量の痰を見せてもらったときはどんなに苦しかったんだろうと思うと子供の前では泣けないけど辛かったです。
 
(後日、在宅の先生がレントゲンを見ながら、普通ならこの時死んでいてもおかしくない状態だった、と言われました。)
 
そんな苦しい思いを子供にさせても生きていて欲しかった。
 
それでも、さらに悪化・・・・気管切開をするかしないかの選択に。
 
もうこの時、緩和ケアのチームもついていてくれたので、しない選択をすれば治療を終了して、モルヒネ投与をして痛み苦しみを和らげながら死を待つことになります。
 
絶対死んでほしくなかった、だから気管切開を選択しました。
 
耳鼻科の先生の話しでは、部分麻酔のため喉を切られる感覚はわかるそうで、手術中ずっと恐怖で全身が震えていたそうです。
 
吸引だって、苦しかったと思います。
 
ベテランの看護師さんがやっても苦しくて、歯をかみしめて舌を噛んでしまうくらいだから、でも数時間~数分おきに吸引が必要になる次男坊は、私ができるようにならなくちゃ自宅に連れて帰ることは出来なくて、苦しそうな子供の顔を見ながら「ごめんね、ごめんね」謝りながら吸引してました。
 
ずっと仲良し母子で、何年も一緒に通った卓球教室の口の悪い(でもいい人)先生からは「金魚のフンみたいにくっつくな~」、「親離れしろ~」、「かあちゃんも子離れしろ~」って怒られるくらい。
 
「優しいママが僕のママでよかったよ。」
そう言ってくれていたのに。
 
次男坊が人生の最後に見たのは、苦しい事ばかりさせるひどい母親だったのかな・・・・・
 
きっといつか私も死んで、次男坊に会える日が来たら、最初の言葉は
 
「苦しい思いさせてごめんね。」
 
いまでもお仏壇に向かって謝ってばかりいるけどちゃんと本人に伝えたい。
 
許してくれるかな?