【大家MASA】大家MASA選書No.186 「アジア・シフトのすすめ」 | 大家MASAの世界まるごと不動産投資

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田村耕太郎先生の「アジア・シフトのすすめ」をご紹介します。


アジア・シフトのすすめ (PHPビジネス新書)/PHP研究所
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著者は2014年にシンガポールへ移住した田村耕太郎元参議院議員です。

バリバリのキャリアです。欧米の難関大学院を2つも出ています。


学歴もさりとて、実業でも成果を上げられる人材を

日本はもっと輩出していかなければならないと思います。


日本におけるエリート育成はほぼ個人に委ねられ、

受験勉強を勝ち抜いた人が会社組織などで鍛えられますが、

若いころからの自助努力で出来ない範囲はシンガポールのように国が支援すべきです。

日本における官僚にせよトップ企業の社員にせよ、

日本の大学しか出てなくて、会社も1社しか経験していないような人が

自らをエリートと勘違いしている井の中の蛙的な輩があまりにも多く驚きます。
東京大学でもレベルがもはや世界ランク20以下なのです。


リークワンユーのシンガポールは“明るい北朝鮮”と揶揄されるのですが、
独裁的な政策で一人当たりのGDPが日本のそれを超えるほどに経済的な大成功を収めました。

詳しくは、以前ご紹介した「物語 シンガポールの歴史」をご参照下さい。

欧米よりもアジアという視点は、ジム・ロジャース氏がシンガポールへ
移住した事からも分かるように、もはや常識であり、

アジア諸国をあたかも後進国と捉える日本国内の常識は抹消すべきです。

本書を通じて、日本にこれから起こるであろう事を知る事が出来ます。

ここ数年、何度となくアジア諸国を訪れていますが、

日本の圧倒的なアドバンテージは薄らいでいます。

しかしながら、家電は中韓勢に追い越されましたが、

グルメ、文化、芸能面では圧倒的に底堅いものがあります。

現在の円安で日本を訪れる外国人観光客が前倒しで

1000万人を超えたと話題になっていますが、
このような観光客たちの多くは、反日と思われている

中国人ですら日本の大ファンになって母国に帰るそうです。

観光資源が豊富な日本は、まだまだ呼び寄せる余地がありますし、
富裕層への永住権発行や、地方への移住の奨励をしていけば、

巨大な市場が掘り起こせるでしょう。

シンガポールや香港は、先進的で都会的な生活を楽しむには良い場所ですが、

日本の地方の海や山に近接した美しく静かな環境は望むべくもありません。

日本は国家としては、人口減少と高齢化の社会保障コストの増と衰退が予想されます。
2050
年には1億人を割り高齢化率は40%となります。

従来型のビジネスや会社にしがみ付くだけでは大きな成功は望むべくもありませんが、

一方で巨大な成長センターが飛行機で数時間足らずの場所にあるのです。

まずは、アジアに出掛けて資金を移動できる自由を確保する事、
不動産や投資を可能な範囲でしてみる事でアジア諸国と接点を作る事で
一個人としても投資家としても、視野が圧倒的に広がります。

このチャンスを国も個人も活かさない手は無いのです。

春節で賑わう
香港セントラルにて。





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