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「仮想通貨革命 ビットコインは始まりにすぎない」をご紹介します。
- 仮想通貨革命---ビットコインは始まりにすぎない/ダイヤモンド社
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元大蔵省官僚で「超整理法」などを執筆した野口悠紀雄氏が著者です。
ビットコインを代表とする「新通貨」について解説したものです。
ビットコインは初期のインターネットを思わせるような
多くに人にとってなかなかイメージしにくいものです。
しかしながら、インターネットと同様、またSuicaやFelicaなどの
電子マネーのように人々の日常生活に溶け込んでいく新たな概念と確信します。
本書ではビットコインに関する、テクノロジーの概要、
一般の通貨との比較、将来展望などに触れています。
技術については次のようです。
まず取引の記録は「ブロックチェーン」という
複雑な演算式を経ないと作れないデータを
世界中のユーザー達が共同して計算して構築。
そこにコインの所有者や枚数などの全ての取引の状況が記録されます。
ビットコインの中心は正しい取引記録に尽きます。
そして、まずマイクロペイメント(少額の支払い)が実現できれば、
従来のコンテンツビジネスなどが変わるのです。
現在、電子商取引は日本の個人家計消費300兆円の3%程度しか
普及していませんが送金コストが下がると電子商取引が変わります。
アメリカも似たような状況ですが、ビットコインの受け入れ店舗は
1600店舗以上で日本はたった26店舗だそうです。
ビットコインを用いれば、送金手数料が地球上どこでもほぼゼロになります。
国際送金がより手軽になります。
これは、為替スプレッドを含めた銀行の手数料が4%程度だとすると
60兆円程度を失うインパクトがあるのです。
今年の2月に起こったビットコイン両替所であるマウントゴックスの破綻では、
ビットコイン=危険のような間違った認識が広がったり、
ある大臣も“あんなものは失敗すると思っていた”と言ったとか、、、
単に一両替所が破綻した事で仮想通貨の破綻とは違うのです。
かつで電話が発明されたとき、電信サービスNo1のウエスタンユニオンは
電話はおもちゃだと認識して通信手段と捉えず、
At&TNo.1を奪われました。その後、同社はパケット通信網は信頼性が
低いと見做し、インターネットに乗り遅れました。
新しいテクノロジーを過小評価せず、積極的に利用してみて
新たな分野でビジネスチャンスをつかむという
柔軟なスタンスがいつの世も必要である事が教訓としてあるのです。
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ビットコインに関連する誤解が多いのですがマウントゴックスの破綻は、