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「3億円オーナー主婦が書いた アメリカ不動産投資」をご紹介します。
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前著「メールでできる！アメリカ不動産投資」でも
アメリカ不動産について著していた著者の最新作です。
前回の渡米前に本書で予習しました。
アメリカの主要都市の中でもサブプライムショックから復活している都市は
ショック以前の水準に戻り、堅調に価格が上がっているようです。
ハワイの不動産などは、年平均で2、3％は上がっています。
さて、アメリカ不動産の特徴は主に以下の通りです。
・中古でも賃料、物件価格が値下がりしない。リフォームによる
バリューアップで価値を上げる事も可能。
・エリアによっては利回りが高い
・現在は、銀行融資がとても厳しい（自己資金は5割以上？）
・ノンリコースローンが中心
・減価償却の考え方が日本ほどない。路線価の考えもない。
・収益還元評価が中心。
日本でもハイレバレッジなRC投資とは真逆の、ボロアパート投資に近い、
転売用（フリップ）物件をいかに安く仕入れて、バリューアップする手法など
様々な事例が載っており参考になります。
また、カリフォルニア州に限りますが、物件購入の流れが詳しく書いており
これまた参考になります。
日本国内の区分などを現金で購入しようとしている方であれば、
アメリカ不動産の現金買いもありですね。
但し、言葉の問題や商習慣が違うので信頼できるエージェントが必須です。
アメリカ不動産への投資。
これは単にインカムを得るというだけでなく、
基軸通貨である米ドルの収入源を得るという意義があります。
日本だけに資産を集中するのはリスクと感じている方、
通貨分散の観点から海外、特に強いドルでのインカムの必要性を感じている方には、
参考になる本と思います。
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◆今月は海外出張もなく、国内の大阪出張のみです。
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