【大家MASA】大家MASA選書No.149 「臆病者のための億万長者入門」

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数々の金融関連の書籍を生み出している橘玲氏の

「臆病者のための億万長者入門」をご紹介します。

臆病者のための億万長者入門 (文春新書)/文藝春秋

￥810

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日本では270万人がミリオネア。
アメリカでは支配者層の白人（WASP）が最も多いが人口比では4位で、

ロシア、スコットランド、ハンガリー系の移民が人口比で高いそうです。

お金持ちになるための方法は以下の3つ。

① 収入を増やす
② 支出を減らす
③ 資産を上手に運用する

自戒も込めて、増えた収入を支出に充てるから多くの方は

何時まで経っても上手に運用できないという状況と思います。

好むと好まないに関わらず、

“誰でも億万長者になれる”残酷な世界に我々は住んでいる。

現役時代にサラリー収入や事業収入を受けていた人は、

リタイヤと同時に“投資家“になります。

いわば、多くの人は65歳とかで、残酷な投資の世界に放り出されるのです。
でも解決は簡単です。“老後”を短くすればいいのです。

亡くなるまでずっと働くか、経済的自由をいち早く勝ち取って

定年前にリタイヤするかすれば老後は無くなるか短くなるわけで、、、

私は間違い無く後者を選びます。

過去と違い、若い内から投資の酸いも甘いも知っておいた方が

人生豊かになる時代です。

その他、目から鱗のトピック満載ですので、ぜひ手に取って見て下さい。

・宝くじを買う人は資産運用に成功できない、愚か者に課せられた税金
・生命保険は宝くじより割の悪いギャンブル
・金融商品は理不尽な買い物、金融機関が熱心に進める商品は全て無視する
・株式は暴落こそ最大のチャンス
・損は特より3倍も苦痛
・為替取引はゼロサムゲーム
・株式は市場取引、不動産は相対取引
・サラリーマンは惜しみなく奪われる
・最終的には、円と外貨を半々ずつ持ち、国家と個人のリスクを切り離す

終章で、これからの資産運用は儲ける事ではなく、

労働市場から富を獲得できなくなったときのための保険だと考えるべき、

と記載されていますが、個人的には反対でやはり現役時代に老後の対策を

終わらしておく位の意気込みが無いと、日本の抱えるリスクには

対処できないと思います。

■爽やかに（？）、バジルトマトパスタをいただきました。

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