【大家MASA】大家MASA選書No.142「男はお金が9割」 | 大家MASAの世界まるごと不動産投資

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里中氏の「男はお金が9割」をご紹介します。


男はお金が9割/総合法令出版
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「男はお金が9割」と聞いて色々な感じ方があると思います。
ややもすると嫌悪感すら抱いた方もいるでしょう。

男はお金では無いハートだ、忍耐力だ、優しさだ、、、
という人もいる事と思います。

それはそれで個々人の価値観なので否定も肯定もしませんが、
義務教育などでお金の教育を受けていない日本人の多くは
社会に出てからお金の厳しい現実に直面します。

累進課税、消費税増税、所得を合法的に圧縮する方法、、
これらは社会システムをきちんと学ばなけば理解できない事で、
東大卒の秀才の方よりも高卒で起業された方の方がよほど詳しいと思います。

欧米では、ビジネスで成功して大金を得た人、
セレブが恵まれない子供に寄付をする、そんなことが普通に行われますが、
日本人同士でお金がテーマとなると、恨みや妬みといった感情論に
どうしても陥りがちです。

しかしながら、この国の税収の殆どを支えているのは
トップ20%のお金持ち、富裕層、純富裕層であり、
生活保護や自治体の助成金を不正に近いかたちでの受給を
当てに暮らしている、自立できない人々ではないのです。

経済的自由、社会的地位獲得などのために野心を持つこと。

これは目標を成し遂げようとする人にとってのエンジンとなり、
世の男性は草食化してはなりません。なんだかんだ言っても、
この世は弱肉強食の世界で強者が有利になるように出来ており、
野心を持つ人が多くなればひいては国の経済成長が高まるのです。

本書を理解するうえで日本の富裕層の現実について触れている
「日本のお金持ち研究」が参考になります。
実際の富裕層は、上場企業のサラリーマン幹部より、
非上場のスモールビジネスのオーナー、幹部が多いのです。

ロバートキヨサキが言う、クワドラントの右側ですね!

良い学校を出て、良い会社に就職する事が良い生き方と思われがちですが、
学歴の差が報酬の差になるかというと、そうとは限りません。

一般的にMBAを含む学校教育は労働者や組織への順応者を
育成する事が目的であって、優れた経営者、投資家を育成する
カリキュラムは含みません。

最初の会社の上司の一人に、ハー●ードのMBA卒の方がいましたが、
たとえ役員になったとしてもサラリーマンである以上は会社で
決められた報酬額しか受け取れないのです。

また、日本において1億総中流の時代はとっくに過ぎており、
“普通”とか“平均”という言葉に安心感を覚えるようでは、
今後の世の中を生き抜くのは厳しいものがあります。

その他、本書では一流の男のお金の使い方、女性への接し方、
女性のお金に対する考え方など、非常に興味深い筆者の持論が展開されています。

社会の変化により男女平等など様々なスローガンがある中で、
本来男性が持っている戦闘能力が社会システムの中で牙を抜かれ、
本来の男性の正しい生き方を見失っている方が多いのではないかと思い、
本書は参考になると思います。

お金を得る事のみを目的化して過ごすことは味気なく危険ですが、
お金を通じて実現できる夢や社会貢献もあるはずです。
現に古今東西で偉業を成し遂げた方の多くは、お金をうまく利用したか、
お金を集める能力に長けていたと思います。

真っ当な事業を通じて納税額が多い方は財政赤字に苦しむ国への貢献が大きく、
これにより貧困層や弱者の支援も間接的になされています。

高額納税者番付(2006年に廃止)に掲載されるに値する方々などは、
もっと社会からリスペクトされても良いと思うのです。

以上のことから「男はお金が9割」という考え方に賛成します。







■鴨川沿いの川床で京懐石をいただきました。


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