大家MASAの世界まるごと不動産投資 ブログ読者の皆様
アメリカでの賃貸経営歴10年の筆者による
「誰も教えてくれなかった海外不動産投資」をご紹介します。
と考える方も多いと思います。
日本か海外か、金融資産か実物資産か、といった単純な二元論で
日本か海外か、金融資産か実物資産か、といった単純な二元論で
投資手法を決めてしまうのでは失敗へとつながります。
また投資には分散が必要とはいっても、そもそも分散するほどの
資産が無い方であればまずは貯蓄や種銭作りに励んだ方が良いでしょう。
とかく、この手の分野は、ビギナー向けの自慢がほとんどの成功話しだったり、
とかく、この手の分野は、ビギナー向けの自慢がほとんどの成功話しだったり、
業者の販売目的のポジショントークが多かったりしますが、
本書は、10年の経験から非常にリアルなアメリカでの賃貸経営が伝わる良書です。
人口が増える唯一の先進国、シェールガス革命、金融先進国、、、、など
人口が増える唯一の先進国、シェールガス革命、金融先進国、、、、など
将来の明るい国というトピックが多いアメリカですが、
モンスター入居者(特に低所得者層の麻薬中毒者、前科者、売春、、、、)、
モンスター隣人、モンスター弁護士との戦いなど、
日本では考えられないような熾烈な戦い(?)もあり、
簡単に不労所得を得たいという甘い考えでは、
海の向こうの日本人では立ち行かなくなる事は理解できます。
アパートのペンキに有害物質が含まれているとイチャモンを付けられて、
アパートのペンキに有害物質が含まれているとイチャモンを付けられて、
入居者の子供に脳の障害が出たとか、アパートの入り口の段差のせいで
入居者が転倒したとか、日本では有り得ないと思われることも
全て訴訟の対象になるので訴訟リスクの対策のため弁護士は必須との事です。
また、不動産投資の失敗の例として、デトロイド市で数十年間に渡り、
また、不動産投資の失敗の例として、デトロイド市で数十年間に渡り、
賃貸業を行ってきた老夫婦は、200万ドルの資産がある
(10年前に売却していたらそうなっていた)と思っていたら、
貧困層相手の物件の度重なる修繕や、さらには同市の破綻により、
結局自己破産に追い込まれるなど、アメリカ現地の大家でも継続的な
学習と市況の判断が必要である事が分かります。
アメリカ=カリフォルニアでもなければ、NYでも無く、
アメリカ=カリフォルニアでもなければ、NYでも無く、
一律に語る事が無意味であることが分かります。
また、さすが売主ファイナンスが発達しているアメリカです。
北米で不動産投資の究極系は、賃貸経営ではなく、個人の融資(金貸し)、
また、さすが売主ファイナンスが発達しているアメリカです。
北米で不動産投資の究極系は、賃貸経営ではなく、個人の融資(金貸し)、
いわゆるファイナンス業との事です。
これは、金利収入となり、物件の運営に関わる煩わしいリスクを気にする事なく、
資産でなく仕組みからインカムを得るというスキームは非常に魅力的です。
最後に海外不動産投資で成功する人は、
最後に海外不動産投資で成功する人は、
「神経が図太くて、人間不信(性悪説)で、お金の計算ができ、
ビジネスとして割り切りが出来る人」との事です。
まさに言い得て妙。
もし、アメリカの不動産投資に着手していない方であれば、
もし、アメリカの不動産投資に着手していない方であれば、
始める前に日本の不動産投資で経験を積む事も必要と思います。
関東圏の木造の戸建であれば数百万円から購入する事が出来、
様々な修繕やトラブルなど、アメリカ不動産で一般的な木造戸建てや
アパートの運用中に起こるであろう事に近い経験ができるからです。
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