【大家MASA】大家MASA選書No.140 「日本人はなぜ世界で存在感を失っているのか」 | 大家MASAの世界まるごと不動産投資

大家MASAの世界まるごと不動産投資

普通のサラリーマンがMBAの知識を駆使して不動産投資を展開。フィナンシャルフリーダム達成のための国内・海外ハイブリッド不動産投資法を展開中。多くの皆様に参考になる情報、投資手法をご提供します。フィナンシャルフリーダムを目指して共に学びましょう。

大家MASAの世界まるごと不動産投資 ブログ読者の皆様



最近、発刊の多い山田順氏の

「日本人はなぜ世界で存在感を失っているのか」をご紹介します。



日本人はなぜ世界での存在感を失っているのか (SB新書)/SBクリエイティブ
¥864
Amazon.co.jp


20世紀末以降の日本の国力低下の要因とされるトピックは数多くあげられます。


バブル崩壊後の失われた20年が止まない事、

人口が2005年をピークに減少傾向となり、

GDP2位の地位を中国に逆転されたことなどです。


中でも近隣の中国、韓国の台頭により、

相対的に日本の勢いが世界で低下して見えるという構図です。


経済面の数値的スペックばかりを追っても、経済成長には限度があり、

国家にも個人に言える事ですが、この世は衰退と繁栄を繰り返す諸行無常の世界。


そもそも、経済は成熟期に突入し、人口も増えない日本において、

世界第2位の経済的地位を取り戻す、中、韓が強い分野での製造業の再復興など

時計の針を戻すような発想を志向してもナンセンスでしょう。


このような観点から既にターニングポイントが来ている事を認識して

今までと異なる方向へ舵を切るべきと思います。


日本は、1国で1.2億人の市場があり、将来不安は数々あるものの、蓄積された財と産業力は

未だに比類なき国家です。


今の内に戦略的に投資をすれば更に輝く様々な分野であると思います。


日本の高いテクノロジーを有する分野、社会インフラや重電、鉄道を輸出できる、

今後発展する国やエリアへの進出。移民を奨励する事で人不足を解消したら活性する

産業の強化。とんでもなくレベルの低い英語力の改善、国際レベルに誇れる教育機関の設立。


国際的なネットワークを再構築するために海外有名大学への戦略的な留学の推進。


高齢社会に対応したソリューション。サラリーマンを増やすよりも起業の奨励、、、、 先日、オバマ大統領が来日しました。中国へのけん制という意味で、

尖閣諸島について「日本の施政権下にあり、したがって日米安全保障第5条の適用対象だ」と

表明した事は一歩前進だと思います。


日本は同盟国であるアメリカへの渡航や移住を戦略的に推進すべきです。


このままでは同盟国に精通していない人間が大半の国になり、代々築き上げてきた

様々な資産が他国に吸い取られてしまいます。


また戦略的に重要な米国での発言権を失うばかりか、さまざまな経済活動で不利になります。


調べてみたところ、在米の中華系が346万人、韓国系が250万人、

対して日系はたった39万人との事です。


しかも日系人のほとんどが3世、4世と日本語を知らないアメリカ人です。


中、韓は戦略的に世界中にネットワークを拡げているのです。


アメリカの至るところで、従軍慰安婦像が作られたり、日本海の名称変更を検討する事が

まかり通っているのはこのためです。


まさに数は力なり。


ロサンゼルスのリトル東京に3年程前に訪れましたが、看板はハングルだらけで

リトルソウルさながらの状況であった事は憂うべきです。


同様の事がASEAN各国でも見受けられます。

なぜか、日本政府や日本企業の本社は海外邦人を大切にしないのですが、

海外ネットワークを強固にする事は、世界で存在感を取り戻すうえで必須事項でしょう。


領土ではなく世界中のネットワーク。

華僑が長年築いてきたネットワーク作りは見習うべきでしょう。


島国根性を尊ぶ、既得権者、高度成長期のモンスターたちが未だにはびこる限り

この国は変わりません。


また、三流週刊誌さながらに国民のマインドを冷え込ませたり、国の正しいかじ取りを

邪魔するマスコミの報道は要改善です。


土問題、戦後の賠償問題など未だ引きずっている様々な問題に

マスコミの報道に責の一半はあるのです。






■■読者様限定イーブック&セミナー映像プレゼント中!■■

ぜひメルマガにご登録下さい。投資に役立つ情報満載です!  http://www.mag2.com/m/0001546250.html