大家MASA選書　No.8　「金持ちになる男　貧乏になる男」

「金持ち父さん　貧乏父さん」を彷彿させる、対照的なワードを並べた題名の本書ですが、

金持ちになる必要な100個のマインドセットを列挙した大変分かりやすい良書だと思います。

（男と限定的に表現しているのはこの時代にいかがかとは思いますが、女性にも通用する内容です）

私のメルマガ会員の皆様、有料会員の皆様であれば、多くの方は既に投資を勉強＆実践されていると思いますので即理解できる内容です。

“貧乏になる男は「汗水たらして働けばお金は稼げる」と考える。

そして、中年になった時、それまでの２０年間の労働に見合うお金がほとんど残っていないことに愕然とする。“

⇒この文章を読んで、きっと胸が痛くなる30代、40代の方が多くいる事でしょう。

　こうならないためにも、人生を軌道修正するためにも本書を手に取ってみて下さい。

（プロローグ）

どうすれば金持ちにになれるか？

著者が多くの金持ちに話を聞いた理由は、自分も金持ちになりたかったという。

その際に気づいたのは、金持ちになるには、まず金持ちの「考え方」を身につけなければならないということです。

考え方を変えると行動パターンも変わり、やがて金持ちの仲間入りをすることが出来たといいます。

前回、書評した「大富豪　アニキの教え」の内容とアプローチが違えど根っこの部分は共通します。

必要な事は大きく以下の８つ。

① 金の本質を理解しているか？

② お金に対して偏見をもっていないか？

③ 自分には稼げないと思い込んでいないか？

④ 自分を信じて努力しているか？

⑤ 積極的にチャンスをつかもうとしているか？

⑥ お金に対して罪悪感を持っていないか？

⑦ 子供にお金の重要性を教えていているか？

⑧ 自分に投資しているか？

■金持ちになる男　貧乏になる男の100の考え方

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１　貧乏になる男は「小銭をためる」ことを考え金持ちになる男は「大金を稼ぐ」ことを考える

・

＜中略＞

・

100　貧乏になる男は「マイナスの信念」にとらわれて敗退し、金持ちになる男は「プラスの信念」に切り替えて勝利する

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本書で展開される100の考え方は、お金持ちになった人が本能的に当たり前の事として実践している事であるかもれしれません、

また、何代も富裕層の一族は親から子へ当たり前のように伝承されている考え方なのかもしれません。

投資に成功する前提にこの100の理解ができないと本物の成功者にはなれないでしょう。

お金は単なる紙か金属の物質で中立な存在なのです。ただ自らに集める事ができるかは、

引き寄せの法則に相通ずると思います。

単なる能天気ではいけませんが、ポジティブな姿勢であらゆる物事に取り組む。

自分の周り、目の前で起きている出来事をありのまま素直に受け入れ、自分の望む高いステージをビジュアライゼーションしながら高みへと駆け上がっていく。

こんなスタンスが富も名誉もほしいモノも引き寄せるのです。

ぜひ、お金に関してほとんどタッチしない日本の義務教育の中で、少なくとも中等教育から授業に組み入れてほしい内容ですね。