フランス式指電卓
大好きな、古畑任三郎の再放送が始まっています。
仕事でみれないときの為だけでなく、永久保存の為に全録画中です。
そして、6月3日には、最もお気に入りの『笑うカンガルー』放送予定。
架空の定理『ファルコンの定理』の証明を廻る数学者たちのお話です。
さて、このシリーズ恒例のオープニング。
フランス式指電卓、なるもの。
7✕8
左手で、パーの状態から1,2,3,4,5と指を一本ずつ折っていき、6,7と一本ずつ起こす→これが『7』を表す
右手で、パーの状態から1,2,3,4,5と指を一本ずつ折っていき、6,7,8と一本ずつ起こす→これが『8』
左右で、立ってる指を足したのが、十の位つまり『5』
左右で、折れてる指を掛けたのが、一の位つまり『6』
とどのつまり7×8=56というもの。
一の位で、結局掛け算が必要じゃん、というツッコミは置いといて、本当にそうなるか?これを証明してみましょう。
m✕n(m,n≧5)とする。
m(左)で
立てた指m−5…①
折った指10−m…②
n(右)で
立てた指n−5…③
折った指10−n…④
十の位①+③だから、
10(m−5+n−5)
=10m+10n−100…⑤
一の位②×④だから、
(10−n)(10−m)
=100−10(n+m)+nm…⑥
⑤+⑥=m✕n
となり証明できた。
話中では、16を言うと負けゲーム、もあり理由を証明できます。
笑うカンガルー、是非ご覧あれ。