
21歳の新鋭クドラを圧倒的な力の差を見せつけて、ストレートで下した錦織。3年連続の3回戦進出に、会場のファンにガッツポーズをみせた。
試合時間はわずか1時間28分。第1セットは緩急自在のストロークで前後左右に揺さぶりミスを誘うと、第2セット以降は、相手をほとんど寄せ付けずに圧倒。「サーブもリターンも、調子もよかった。ほぼ100点の出来」と自己評価する余裕のあるプレーで勝利を決めた。
それでも慢心はない。「3回戦は今回のようにはいかない」と気持ちを引き締め、「自分の積み上げてきたテニスをするだけだ」と笑った。
今季は手応えを感じており「安定し、スピードや威力が増した」と自信を持つサーブに加え、自分のテニスが「進化」しつつあるという。
芝コートではまだ一度も経験したことのない3回戦突破に向け、気持ちと技術、そして体力を整えて臨んだ今大会。「まだまだこれからが伸びる時期」と自認する24歳は、さらにその上を視野に入れる。勢いに乗るエースへの期待は高まるばかりだ。(内藤泰朗)
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