
世界のスーパーコンピューターの性能ランキング「TOP500」が23日、ドイツで開催中の国際会議で発表され、中国が昨年6月、11月に続き1位となった。5位までの順位は過去2回と変わらず、理化学研究所の「京(けい)」(神戸市)は4位。2位、3位、5位は米国勢だった。
1位は中国・広州スパコンセンターの「天河2」で、計算速度は京の3・2倍の毎秒3京3862兆回(京は1兆の1万倍)。2位は米オークリッジ国立研究所の「タイタン」。京は平成23年6月と11月に1位だったが、米中の追い上げで順位を下げている。
TOP500は世界の上位500機を半年ごとに発表。今回は米国が最多の233機、中国は76機、日本は30機が入った。
理研は4月から計算速度を毎秒100京回に向上させた世界最高水準の次世代機の開発に着手、神戸市で32年の運用開始を目指す。欧米もほぼ同時期に100京級の実用化を計画しており、次世代機の開発競争は激化している。
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