日本相撲協会は26日、東京・両国国技館で九州場所(11月11日初日、福岡国際センター)の番付編成会議と理事会を開き、大関日馬富士(28)=本名ダワーニャム・ビャンバドルジ、モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋=の第70代横綱への昇進を正式に決める。相撲協会の使者が東京都江東区の同部屋に出向き、日馬富士に横綱昇進を伝達する。



 同部屋では新横綱誕生に向けた準備が着々と進んでいる。25日には、土俵入りの際に締める綱の作成に欠かせない「麻もみ」が行われた。麻もみとは、綱の材料となる麻を米ぬかをまぶしながら細く柔らかくもみほぐすこと。麻約20キロ、米ぬか約80キロが用意され、一門の若い衆約40人が1日がかりで作業に没頭した。



 見守った日馬富士は「毎日、夢を見ている感じ」と環境の変化に戸惑いながらも、「本当にお相撲さんで良かった。うれしい」と喜びを表現した。伝達式の口上には大関昇進時と同じく「全身全霊」の4文字を織り込むそうで、「きのう練習した。ばっちり」と自信を見せた。