2010年の上海万博に壁面を上り下りする世界初の人型ロボットを出展したことで知られる制御機器開発ベンチャー、マッスル(大阪市淀川区)は20日、便と尿を自動的に判別して吸引と洗浄、除菌を行う、おむつ代わりの介護用自動排泄処理装置を開発したと発表した。玉井博文社長は「介護保険の適用第1号を目指し、今年中に申請したい」と話している。



 装置は、体に付けるカップ部分に備えられたセンサーが便、尿を判別し、吸引から洗浄、除菌まで行う。夜にセットし翌朝まで装着する使い方を想定しており、介護者が紙おむつの交換のため夜中に眠れないという悩みの解消を図る。



 介護保険が適用されれば、在宅使用ではレンタルとなる見込み。玉井社長は「毎月数千円の負担にして、紙おむつ代と比べても遜色のない価格にしたい」と語った。