まず見た目がかっこいい!



九州工業大学衛星開発部プロジェクトの学生らが製作した、小型人工衛星「鳳龍弐号」が、表面に搭載した太陽電池で、宇宙空間における世界最高電圧の発電に成功したとのこと。



【写真付き記事】



これまで宇宙太陽電池発電ギョーカイでは160ボルトまでが最高値だったんですが、鳳龍弐号はその2倍以上にもなる350ボルト発電ができるんだそうです。



次の画像は鳳龍弐号のイラスト。大きさ:29.6cm×32.0cm×35.0cm



じゃあ宇宙で350ボルトの高電圧をつくると何が出来るのでしょう? 公式HPによると



人工衛星は現在多機能化・高性能化が進み、それに伴う大電力が必要とされています。電力の大きさは電圧の2乗に比例している為、大電力を作り出すには電圧を高くしなければなりません。

とのこと。



要するに色々できるようになるってことですね。大は小を兼ねるよね。大きいことは良いことだ! そして大きさを安定させるのは凄いことだ!



で、今回は高電圧発電に成功したわけですが、低軌道では高電圧化すると放電が起きる可能性が高くなるという問題があるため、これからは放電抑制を上手くやるための実験なんかも引き続き実施して行く予定らしい。



鳳龍弐号は九工大生35人ほどが約2年間かけて設計から製作まで手がけた衛星。5月に種子島宇宙センターから打ち上げたH2Aロケットで宇宙に運んだもの。宇宙開発はめっちゃロマンちっくな話ですよね。彼らのこれからの活躍にも期待です。





参考記事:http://www.kyutech.ac.jp/info/id1296.html 高電圧技術実証衛星「鳳龍弐号」が世界初の300V発電に成功! [九州工業大学]



(西條鉄太郎)