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 6月18日、神宮球場で行われた全日本大学野球選手権の決勝は早大(東京六大学)の新人・吉永健太朗(18)=日大三=と、亜大(東都)の4年生・東浜巨(22)=沖縄尚学=両投手の投げ合いとなった。昨夏の甲子園で頂点に立ったばかりの吉永と、2008年春の選抜大会を制した東浜。新旧高校NO.1投手の対決は、ピンチでの対応が明暗を分けた。(三浦馨)



 早大の吉永は前日の準決勝で98球(5回2/3)を投げての連投。一方、亜大の東浜は中2日開けての登板で、状況的には東浜が有利だったが、立ち上がりにつかまった。



 2死満塁から詰まらせながらも左前へポトリと落ちるテキサスヒットでいきなり2失点。次打者にも左前打され、3点目を奪われた。「あの初回がすべて。甘く入ったところを打たれた」と試合後、東浜は無念そうに振り返った。



 一方、吉永は五回に二塁打と送りバントで1死三塁のピンチを招くが、抜群の野球センスで切り抜けた。2球目に相手のスクイズを見破り、直球を高めへ外すと打者はかろうじてバットに当て、ファウルとした。



 このとき、吉永は「もう一度スクイズがくるかも」と予感したという。その通り3球目に亜大は続けてスクイズを敢行。だが、吉永は今度は直球を低めへたたきつけるように外し、打者は空振り。三塁走者を三本間で挟んで2死とすると、打者も空振り三振に仕留め、無失点で抑えた。



 吉永は昨夏の甲子園準々決勝の習志野(千葉)戦でも立ち上がりのピンチに自分の判断でスクイズを外している。投球モーションで右足をゆっくりと上げ、打者と三塁走者の動きに注意するのがコツという。「きょうは最初は低めに外すつもりが、高校時代のくせで高めに投げてしまった。2度目はうまく低めへ投げられた」と振り返る。



 相手の東浜は、1年生らしからぬ吉永の冷静なマウンドさばきに「走者を背負っても粘り強く投げていた。自分は(同じ状況で)打たれた。そこの差ですね」と素直に敗北を認めた。



 吉永は「東浜さんとの対戦は楽しみだった。好投手に投げ勝ったことはすごく自信になります」と胸を張った。2人の実力派右腕の大学での対戦がもう一度見られるとしたら、秋の神宮大会がラストチャンスとなる。