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プロ野球で昨年から導入されている「飛ばない」統一球が物議を醸している。以前は球団によってまちまちだった使用球を12球団で統一したところ、反発係数が低いこともあって、本塁打が激減。「投高打低」の試合が目立ち、観客動員への影響も懸念されている。果たして「統一球」の導入は失敗だったのか。かつてプロ野球でプレーし、野球解説者を務める江本孟紀氏と米大リーグの事情に詳しい評論家の福島良一氏に、意見を聞いた。(浅野英介)
【フォト】 ダル、統一球「見直すべき」ツイッターで持論
■明らかに球界にマイナス≪江本孟紀氏≫
●観客動員にも影響
--統一球の導入2年目を迎えた今季も「投高打低」の傾向が依然続いている
「野球界というのは、あくまでも興行。商売でやっていることを前提にして考えていかないといけない部分もある。野球のファンが何が魅力かといえば、毎日投手が完封、完投することは望んでおらず、ファンはホームランをみたいというのはあるはず。ホームランを打てる打者を作らないといけないというのはある」
--観客動員数でも、震災のあった昨年の同時期に比べて減少傾向が続いている。統一球の影響は少なからずあると考えられるか
「(統一球の)影響が当然あると考えられる。1年や2年でこの飛ばないボールを技術で補えと言う人がいるけれども、それはおかしい。技術は一朝一夕でできるものではない。このボールは球界にとって明らかにマイナスだ」
--国際試合での戸惑いを軽減するという目的もあったが
「イチローはアメリカに行っても日本以上に打っている。アメリカのボールに戸惑っているわけではない。ホームランが減ったのは打者の技術ではないし、ピッチャーの技術が上がったわけでもない。明らかにボールが芯に入っても飛ばなくなった。統一球が明らかに影響している」
●「中間」のボール導入を
--投手への影響はどう見るか
「今のボールは完投するチャンスが多いのに、むしろそれを利用しないで、さっさと(投手を)引き揚げてしまう。今のボールを生かすのであれば、先発完投型の投手を育てなければいけないのだけど、どうせ点が取れないのであれば早く投手を代えて、というふうになってきている」
--統一球の導入により、チームの戦い方も変わってきている
「今はどのチームも、主軸でもバントをさせるような戦術をとるが、これではお客さんは喜ばないだろう。ファンというのは4番バッターのホームランが見たい。飛ぶボールも駄目だけども、飛ぶボールによって投手もスタミナをつけたり、ボールを飛ばさないように投球を工夫したりと、投手自身が鍛えられた部分もある。飛ぶボールだったからこそ、必死に投げていた部分もある」
--今後ボールの変更を含め、どう対処すべきだと思うか
「今のボールでは極端すぎる。2年前まで使っていたボールと、現在のボールの中間くらいのボールがいいだろうと思う。今のボールでは打者も伸びてこないし、野球を駄目にしてしまう。数字がマイナスになっている現状は、(球界全体で)考えた方がいい。今の状況では明らかに(投打の)バランスを欠いていると思う」
■日本の球場は工夫が必要≪福島良一氏≫
○今のボールには賛成
--日本のプロ野球では統一球によって「投高打低」の状況が続いているが、どのように現状をとらえているか
「今のボール(統一球)を使うことは賛成。使うということをあくまでも前提にした上で、考えていくことはあると思う。ただ、臨機応変な処置というのは必要で、投打のバランスが悪いと、長い歴史における記録にも影響を及ぼすことになる。過去と現在の記録を比較するためには、投打のバランスを保っていくことは必要だ」
--長い歴史と伝統を持つ大リーグでは、ボールはどのような変遷をたどってきたのか
「大リーグの草創期は飛ばないボールの時代があった。1920年代以降、ベーブ・ルース(ヤンキースなど)によってホームランの時代を迎え、飛ぶボールの時代へと変化していった。90年代後半にはマーク・マクガイア(カージナルスなど)とサミー・ソーサ(カブスなど)によるホームラン競争があったが、当時はストライキ後の人気の低迷期だったこともあり、ボールの反発力を上げたりと、さまざまな試みをした時代でもあった」
--大リーグに移籍した日本選手には、ボールに戸惑いを感じる選手が多い
「日米のボールを見比べれば一目瞭然で、日本のボールはきめが細かく、米国は大ざっぱな作り。ただ、日本選手に比べると、米国などの選手はそんなに神経質ではない。移籍したダルビッシュ(レンジャーズ)があれだけ四球を出すのは意外だったし、ボールの適応に苦労しているといえる」
○ファンの声は重要
--大リーグでは球場によって個性がある
「大リーグには球場によって本塁打が出にくい球場もあったり、フェンスを手前に持ってきたりする球場もある。左右非対称の球場が当たり前だ。チームの看板打者によって、球場を造り替えることだってある。ニューヨーク・メッツの本拠地、シティ・フィールドは以前、広い球場だったが、外野のフェンスを少し手前に持ってきた。そういったことをメジャーは臨機応変にやる。日本の球場は昔に比べれば広くなっているが、球場(の設備)を工夫していくことも必要だと思う」
--日本では統一球によってホームランが減少し、ファン離れに結びついているという指摘もある
「やはりファンの声は重要。大リーグのコミッショナーやオーナーは、常にファンの声を意識している。ファンが(統一球を)どう思っているのかは大事で、面白いと思っているのかどうかは大切なこと。日本の場合、ファンの声がどこか届かない感じがする」
【プロフィル】江本孟紀(えもと・たけのり) 昭和22年、高知県生まれ。64歳。法大中退。社会人の熊谷組を経て東映(現日本ハム)に入団。その後は南海(現ソフトバンク)、阪神で投手として活躍した。通算成績は113勝126敗19セーブ。引退後は平成4年から16年まで参院議員。現在はプロ野球解説者。
【プロフィル】福島良一(ふくしま・よしかず) 昭和31年、千葉県生まれ。55歳。中大卒。高校2年の時に初渡米して以来、毎年現地で大リーグを観戦している。現在は大リーグ評論家として、専門誌などへの執筆やテレビ、ラジオなどで評論活動を展開している。主な著書に「大リーグ物語」(講談社現代新書)。
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