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 (パ・リーグ、オリックス0-5日本ハム、4回戦、2勝2敗、20日、ほっともっと神戸)131球を投げた右手で、グラブをポンとたたいた瞬間、緊張が解けたように、日本ハムの斎藤は笑った。オリックス相手のプロ初完封は「素直にうれしい」。23歳の粘り強い投球で、チームも首位に浮上した。



 140キロ台の球は1球もなし。得点圏に走者を置いての投球は5回もあった。それでも、本塁は踏ませない。「1回1回を全力で…という気持ち」と斎藤。ここ一番での集中力。その“すごみ”を見せたのが、5点リードの七回だった。



 1死一、三塁のピンチを招き、打順が1番へ戻った。昨季パ最多安打の坂口に、変化球でファウルを打たせ、カウント1-2からの7球目。外角低めにこの日最速の139キロの直球を決めて見逃し三振に仕留めた。ゴロを転がされても、外野フライでも点が入る場面で、バットを振らせなかったのだ。



 13日の楽天戦は7回途中2失点で降板。登板翌日に50メートルの遠投を繰り返し「途中で分からなくなった」という投球フォームを修正。その効果が表れた完封に、栗山監督も「本人は初めてでも、こっちは“やれる”と思ってみていた。だって、開幕投手ですよ」と最大の賛辞を贈った。



 勢いに乗ってきた斎藤は「この流れで行きたい」。今、着実に“エースの階段”を駆け上がっている。(喜瀬雅則)



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引用:「素直にうれしい」 日本ハムの斎藤がプロ初完封勝利



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