挨拶は日常のプレゼンテーション | 小山雅明のブログ

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挨拶は日常のプレゼンテーション

 

挨拶は大切です。

いえ、挨拶の仕方はとても大事なことです。

 

みなさんももちろん、日頃から挨拶は交わしていると思います。朝は「おはようございます」、お客様がいらっしゃったら「いらっしゃいませ」、誰かに何かをしてもらったら「ありがとうございます」、一日の中で何度も挨拶を交わす場面はあるはずです。

 

ここで大事なことは、挨拶をするときの声のトーンと、顔の表情、しぐさです。

例えば、不機嫌な顔や眠そうな顔、仏頂面で口の中でもぐもぐと低い声で、「おはようございます」と言っても、言われた方は爽やかな気分になりません。これは、一度鏡の前で、鏡に向かって不機嫌な表情と声で挨拶してみるとよくわかるはずです。自分で自分の表情を見てどう感じますか? 良い気分にはならないと思います。

 

つまり、多くの人は、無意識のうちに相手が良い気分にならない挨拶をしてしまっている、ということです。

 

一方、気持ちの良い挨拶は、相手に向かって笑顔で、さらに声のトーンを高くする挨拶です。テーマパークのキャストや、案内の方や、人気講師の喋り方を想像してもらえればわかりやすいでしょう。

 

気持ちの良い挨拶、喋り方をする人は、例外なく「ラ」の音で声を出しています。ドレミファソラシドの「ラ」の音です。一方、私たちが無意識でやってしまう不機嫌な声は「ド」の音です。声の音階で、これだけ印象が変わってしまうものです。

 

「ラ」の音で相手に言葉を伝えながら、表情やしぐさに注意を向けると、相手に「勇気」「元気」を届けることができます。勇気や元気をもらった相手は、それを届けてくれた人に好ましさや親密さを感じてくれることになります。

 

これは、挨拶だけの話ではありません。大事な商談のプレゼンにも通じる話です。

表情としぐさを明るくして、「ラ」の音でプレゼンすれば、格段に成功の確率が高まっていきます。

 

挨拶は、相手に勇気と元気を届けることで、相手に「ベネフィット」を与える日常のプレゼンだと考えながら、日々の挨拶に取り組んでみるのもいいかもしれません。