お座敷ターゲットのネタ探しにWebを巡回していたところ、こちらのブログに運命的に邂逅。。。
これは新しい!!!!!!!!
ネットの中にタオルを仕込むのが基本かつ最大の跳弾防止ターゲットと思い込んでいた我が頭脳が激しく揺さぶられた。。。
こちらで考案されたターゲットもネットタオルターゲットと設計思想は同様。
銃から発射された勢いのあるタマは通し、的の中で跳弾したタマは通さないという絶妙な強度の確保である。
紙の的がまさにその機能なんだけど、より大きくよりお手軽さが求められるのである。
今回邂逅したターゲットは、網の代わりにゴム紐を使用する。
7mm幅程度のゴムひもを枠に巻き付けることで2重の、絶妙な通しやすさ/にくさの壁を作る構造なのである。
その裏には布を吊るしたりすることでタマの勢いを減衰させ、跳弾がゴム紐の壁を抜けられなくするという訳だ。
素晴らしい。。。
ネットターゲットの大きな課題として、網目の均一さが求められることなのよ。
弛んで重なった部分があればそこは抜けにくくなってしまい、タマがそもそも的の中に入ってくれない訳ですから。。
で、それは左右から引っ張るなどして網に張力を持たせることである程度解決するんだけど、そうすると今度はタマが抜けやすくなりすぎるという欠点も。
そこで網を2重にするというところまでは考えたんだけど、2枚の網のクリアランスの保持で躓いていたところ。
今回の的は、張力が均一な2重の壁を有している。。。これだ。。。。。
早速ゴム紐を調達し、部屋の隅にしまい込まれていたマルイターゲットを引っ張り出す。
マルイターゲットの枠にゴム紐を巻き付けたらもう完成。。。
なんてお手軽なんだ!
見た目も網で包むよりもスマート。
窓から覗く漆黒のブラックホールは、撃たれたタマを通して、中で跳ね返ったタマは通さないというその実力やいかに。
こいつに特に求めたいのは実は10禁パワーの銃の適応。
18禁パワーなら抜ける網目も、10禁パワーだと抜けないということが多々あるのですよ。
そこのところが問題なければ我が家のお座敷シューティングの未来は明るく光り輝くこと間違いなし!
テストに用意したのはクラウンの10禁デリンジャー。我が家の最弱銃のひとつだっ。
マズルからターゲットまではおよそ2m弱の射撃で、果たしてタマは抜けるのか?そして的の中に残せるのか??
跳弾の恐怖がアタマによぎりながらもコッキングして照準。
トリガーを引いたら6mmBB弾はっしゃっ!
・・・消えた?
タマは確かに発射されたのだが、的のとこでスッと消えるのである、、、!
網ターゲットだと網目が4mm程度と小さいため、タマが抜けるのにそれなりの抵抗が生じてまあまあ的が揺れるのですよ。
しかしこのゴム紐ターゲットではその隙間がタマの通過によって一時的に広がるため、そこまで大きな揺れは生じない。
そのためタマが当たっても「手ごたえ」的なものが皆無な撃ち心地になるわけだっ。ふしぎっ。
だがその求められる機能たる、正面からの貫通・裏面からの非貫通は見事に果たしにけり!
何発撃ち込んでも「スッ、スッ」と的の中に消えていくタマ。
これはもしや、、、完全体なのでは!?
エアロさん、素晴らしいアイデアをありがとうございますっ!!