長崎の疲れがようやく癒えかけた4月5日、久しぶりに京都の西村さん主催のワイン会に参加してきました。
今回のお題は2012年アラン・ユドロ・ノエラの村名以上の垂直です。ノエラは個人的に大好きな生産者ということもあり、今回の会を心待ちにしておりました。
今回、西村さんが苦労して収集&原価ギリギリ(交通・宿泊費込だとちょっと赤字?)でふるまってくれたのは以下の銘柄です。
・Ricebourg ×2
・Romanee St.Vivant ×2
・Clos de Vougeot
・Vosne-Romanee 1er cru Les Malconsorts(1500ml)
・Vosne-Romanee 1er cru Les Suchots
・Vosne-Romanee 1er cru Les Beaumonts
・Chambolle-Musigny 1er cru Les Charmes
・Nuit-St-Georges 1er cru Les Murgers
・Vougeot 1er cru Les Petits Vougeot
・Chambolle-Musigny
・Vosne-Romanee
・Nuit-St-Georges Les Bas de Combes
この日もいつものように特級→1級(VRまで)→あとは手酌(笑)という順序で供されました。
リシュブールで乾杯だったのですが、注がれたグラスが会場に運ばれてきたとたん、部屋中がお花畑に。素晴らしい香りでした。
私の今日一はこのリシュブールでした。
ロマネサンヴィヴァンはリシュブールの軽やかさ、華やかさとは対照的に、果実味がしっかりとした大地に根を生やした骨太なワインでした。こちらも特級にふさわしいポテンシャルを秘めてます。
そしてこうして飲み比べると、特級と1級の間には「深くて大きな谷がある」(by M女史さん)ことが良くわかります。その分1級は今でも近寄りやすいのですが。
マルコンソールは頭一つ抜けてる感じ。スショは今飲んでも美味しい。シャルムはこれぞシャンボールって味わい。ヴィージョは相変わらず良いけど、今では1万超えちゃってコスパの良さがなくなってしまいました(ちょっと前まで人気ないから4~5千円で買えてた)。
えーと、村名は酔っ払ってて良く覚えていません。。
12年はほぼ飲んでいないので一般的な味わいがどうなのか判断つきませんが、ノエラに関してはブルゴーニュらしい出来で細く長く美味しく飲めるのではないでしょうか。
問題は価格。村名は6000円代で12VTの他の生産者に比べるとまだお安いですが、かなり値上がりしてしまいました。