皆様、こんにちは。例年より早く梅雨入りとなりました。いかがお過ごしでしょうか。

有限会社三島石装石材の三島正行です。

ご縁をいただいたお客様に感謝の気持ちを込めて石屋だよりをお届けさせていただきます。

 

 今月は「神棚」ついてお話し致します。

      参考文献「神武一道の精神 佐々木望鳳馨のぶよし 著」 

 

お先祖様の霊の拠り所が四つあります。

室内が神棚と仏壇、室外がお墓と神社です。

今回は神棚の祭り方等を、

山蔭神道という二千年続く皇室の弥栄を、

宮中の陰でお守りした由緒ある神道から紹介致します。

 

一般家庭で神棚を祭るようになったのは、

江戸時代「おかげ参り」という伊勢参りが流行した頃のことです。

各地区の「御師」と呼ばれる神宮の担当神職が、地区を廻って参詣を促し、

参拝者の祈祷や参詣の宿泊をお世話しました。

そして、神聖な伊勢神宮のお札を、参詣の証として各家庭に頒布し、

祭ることを勧めたことから、現在の神棚の形式になったとされています。

 

自宅の神棚は、

日々の神様へのご挨拶と感謝の気持ちを伝える、大切な場所です。

本来は禊(水行)が基本ですが、

略式で、手や口を清め、罪穢れを祓い、呼吸を整え、

謙虚な気持ちで朝夕お参りすることで心がリセットされて一日の活力になることでしょう。

 

よく「お札」も「御守」も一緒と考えられがちですが、

「お札」は、祭られた場所を守り、

「御守」は身に付けている人を守りますので、

御守はできるだけ身に付けておくようにしましょう。

 

神棚の設置場所について意識することは、

日中、日の光が当たるように祭るということです。

もしくは東向きで、

水周りや人がくぐるような場所を避けて、目線より上に設置します。

 

また、家族が集まる場所の方が相応しいです。

神棚の床板はヒノキの一枚板がいいです。

 

正式には幅三尺六寸五分、約110㎝(一年の365日を表す)

・奥行一尺二寸、約36㎝(一年の12ヶ月を表す)

・厚さ一寸、約3㎝(一日を表す)です。

 

しかしこれが大き過ぎる場合には設置場所に合わせてください。

厚みの一寸は変えないでください。

薄くすると「幸」が薄いに通ずるとも言われます。

 

神棚の上に住まいがある場合は、

天井の上には何もありませんという意味で、

半紙に雲と書き天井に貼りましょう。

 

次にお社ですが、

三つの扉の場合には、

真ん中に天照皇大神宮のお札、

右側に産土神社、

左に崇敬神社をお祭りします。

 

神饌と呼ばれる神様のお食事は、

水・洗米・塩・清酒で、

毎日取り替えるのが望ましいですが、

少なくとも一日、十も枯れる前に取り替えましょう。

 

年中行事の中に正月事始めがあります。

それは12月13日で、

神棚の掃除から始まり、

新年の歳神様をお迎えする準備をすることです。

 

また、その際に、古いお札を神社に持参しお焚き上げし、

新しいお札をお受け下さい。 

 

有限会社 三島石装石材