皆様、こんにちは。世の中は大変な状況ですが、いかがお過ごしでしょうか。
有限会社 三島石装石材の三島正行です。ご縁をいただいたお客様に感謝の気持ちを込めて石屋だよりをお届けさせていただきます。
今月は、「梛木」(なぎ)についてお話し致します。形状については、梛木の葉を同封しますのでご確認ください。
梛木の葉は、生命力が大変強く、最高のパワーリーフと言われています。お財布に入れたりお守りにしたりすると大変なご利益があるとも言われていますのでお使い下さい。
梛の木は遠く中国の海南島や台湾等に自生するが、太古黒潮ラインに乗り、本邦南紀四国九州島の温暖な地方に定着しました。イチヰ科の雌雄異株の常緑の高木で、伊豆半島が北限であると伝えられています。
梛の木は古代より神社の境内に植えられており、奈良春日神社には平安期900年頃の巨木があります。
伊豆山神社には今を去る1,400余年の昔、山岳信仰の道開きとも仰がれる役の行者(小角)が、神木梛の樹上に大神の御影を拝して、「なぎの葉は千代に三千代を重ねつつ夫婦妹背の道はかはらず」 と歌われた誌があります。
鎌倉の尼将軍と名をはせた北条政子が、若き日に伊豆山に配流されていた源頼朝と、梛の木の下で愛を誓って結ばれました。そんなロマンがあることから、良縁が結ばれる縁結びの神木とされています。
また、梛木の葉には、縦に細い平行脈が多数あって、主脈がありません。
その独特の構造のため、梛の葉は、横には簡単に裂くことができますが、縦にはなかなかちぎることができません。
葉の丈夫さから梛にはコゾウナカセ、チカラシバなどの別名があり、
その丈夫さにあやかって男女の縁が切れないようにと女性が葉を鏡の裏に入れる習俗がありました。
また梛の葉は裏も表も同じようなので裏表のない夫婦生活が送れるとか、正直に生きられるとも言われています。
梛という名は、凪(なぎ)に通じることから、漁師や船乗りにもその葉がお守りとされました。人生という航海を平穏無事に送れますようにという願いを込められたのだと思います。
最後に、梛木は熊野の御神木です。その葉は金剛童子(仏教徒の守護神で、阿弥陀如来の化身とされた)の変化身と考えられ、参詣者は帰途の安全を願い、梛木の葉を護符として袖や笠などに付けました。
あるいは武士が戦場で兜や鎧に付けました。梛木の葉が災厄避けの御守りとして使われたのです。
梛木の葉を胸のポッケにしまってお墓参りしてきました。
「この世の中が早く平穏になりますように」
有限会社 三島石装石材
414-0021 静岡県伊東市松原本町2番3号