皆様、こんにちは。山々の緑も雨に打たれて色濃くなりました。

有限会社 三島石装石材の三島正行です。

ご縁を頂いたお客様に感謝の気持ちを込めて石屋だよりをお届けさせていただきます。

 

今月は、「嘉祥と夏越の祓え」についてです。

参考文献「開運#年中行事はじめました」井垣利英

 

6月には嘉祥(かじょう)と夏越の祓え(なごしのはらえ)の行事があります。

嘉祥は、甘いお菓子に感謝と願いを込める行事です。

 

ことのおこりは、平安時代の848年です。

国中に疫病がはやり、多くの国民が苦しみました。

在位中の仁明(にんみょう)天皇は疫病を鎮め、

健康と幸せを招くために、元号を改めることを決めました。

 

その元号は嘉祥。文字通りのおめでた尽くしの元号です。

また、仁明天皇は、神のおつげにもとづいて6月16日に、

一六個のお菓子ともちをお供えし、

疫病退散と招福を祈願されたそうです。

 

この話にちなんで、嘉祥の行事は今も和菓子の日として6月16日に行われています。

 

そして6月に食べるお菓子として「水無月」という三角形の形をした白いういろうなどの上に、

甘く煮た小豆がのった生菓子があります。

平安時代、宮中では旧暦6月1日に、氷室から切り出してきた氷を口に含み、

暑気払いをする行事があったそうです。

三角形のういろうの三角形はその氷をイメージしたものと言われています。

 

昔から京都では、この、水無月を夏越の祓えの日にいただく習慣があったそうです。

その理由は、三角形はヘビのウロコ模様をあらわしたもので吉祥文様の一つ、

三角形は厄除けの代表的な形だからです。

更に小豆にも厄除け、魔よけの効果があり厄除け効果抜群ですね。

 

6月30日はちょうど一年の半分が終わる日で、

全国各地の神社で夏越の祓えの行事が行われます。

昔の暦では、6月で夏が終わり7月からは秋です。

夏を越すから夏越です。

そこでこの日は神社に行って

「半年を元気に過ごさせて頂き、ありがとうございます」と感謝し、

「これからの半年も無病息災で生きられますように」と祈るのです。

 

 神社の境内に人がくぐれるよう大きな茅の輪が用意されます。

茅(ちがや)という草を束ねたものですが、

自分の足でこの茅の輪をくぐることで厄を祓うというものです。

茅の輪くぐりは昔から親しまれてきた儀式です。

 

江戸時代の俳人、小林一茶も俳句に詠んでいますね。

 

「母のぶん も一つくぐる 茅の輪かな」

 

 皆様、一年の折り返し地点で一度リセットし、

新たな気持ちで残りの半年をスタートさせましょう!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。皆様のご期待に応えられるよう一層努力して参りたいと思います。

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