皆様、こんにちは。のどかな陽気の日々となりました。有限会社 三島石装石材の三島正行です。ご縁をいただいたお客様に感謝の気持ちを込めて石屋だよりをお届けさせていただきます。
今月は、世界のお墓文化についてお話しします。参考文献「世界のお墓文化紀行・長江曜子監修」
世界のどこでも人間の住む場所にはお墓があります。養老孟司氏は「人間だけが葬儀をし、埋葬文化をもち、お墓をつくる」と言っていました。しかし、お墓をつくらない文化も存在します。その代表がチベットの鳥葬です。死者の魂がより早く鳥によって昇天することを祈って行います。
世界のお墓を読み解くキーワードとして「火葬率」があげられます。
カトリック系国のイタリアは、18.4%です。国土は狭いが埋葬地に遺体を土葬し十字架や墓石を建立後、10年たったら掘りかえし、家族墓か夫婦墓等に埋葬する究極の自然葬です。
プロテスタント系国は、カトリック系国よりは火葬率が高いです。イギリスで75.1%です。
ギリシャ正教系国は土葬が主流でルーマニアは0.3%です。
イスラム教は火葬せず、100%土葬です。
仏教国、儒教国としては日本が99.9%、台湾が92.5%、中国が49.5%です。インドはおそらく70~80%で、薪の買えない人は川へそのまま流します。
日本のように火葬する国とイスラム教の国のように土葬する国では当然お墓の形も違ってくることもわかりますね。
お墓の形と言えば世界最大のお墓、ピラミッドがありますね。エジプトで120基以上見つかっているが、すべて古代エジプトにおいて「死者の世界」とされたナイル渓谷の西側にあります。
また、先祖のお墓が起源だった謎の石像、イースター島のモアイも有名ですね。像はすべてアフと呼ばれる石垣状の台座の上に立っています。アフは、祭壇であると同時に、先祖の骨を埋葬するお墓でもあったのです。そしてその上に、一族の祖先像としてモアイ像が立てれるようになったと考えられます。つまりモアイとは、各部族のシンボルであり、守り神であり、お墓であったらしいのです。
お墓を通して世界中を眺めてみると、その国の人々の精神性やお国柄、気候などの事情が反映された文化の一つということがわかりますね。
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