皆様、こんにちは。厳しい寒さが身にしみる季節ですね。有限会社 三島石装石材の三島正行です。ご縁をいただいたお客様に感謝の気持ちを込めて石屋だよりをお届けさせていただきます。

 

 今月は、「大晦日に関連して大祓詞(オオハラエコトバ)」についてお話し致します。参考文献「大祓詞3週間ペン字練習帳、解説 小野善一郎」

 

 大祓詞は、神社でよく聞く祝詞です。これは、いつ、だれによってつくられたものでしょうか。大祓詞の文献上の初出は「日本書記」(702年編纂)ですから、少なくとも約1300年前から祭りの場で唱えられています。 もともと大祓詞は、毎年6月と12月の晦日(月の末日)の祭事に、神前で読み上げられる「祝詞」でした。「祝詞」とは、神道で神様にお仕えする神職が、そのご神徳を称え、神様にお祭りの意義や目的を奏上する言葉です。今日では大祓詞は毎朝神社で奏上されています。

 

 6月と12月の半年ごとの祭事は、「大祓(オオハラエ)」といい、半年間の罪やけがれを祓い清めるためのものです。「夏越(ナゴシ)の大祓」「年越の大祓」として続いていますね。その際は、「茅の輪(チノワ)」という、茅で作った大きな輪をくぐって無病息災を祈ります。

 

 では、なぜ大祓詞が今日まで大切に守り続けられているのでしょうか。それは、大祓詞には、神代の時代から日本人に受け継がれてきた「いのち」の輝きがあるからだそうです。

 

 神道では私達は天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)や天照大御神(アマテラスオオミカミ)に代表される神々の子孫であると考えます。私達は先祖である神々から「いのち」を受け継いだ存在なのです。

 

 私達は全ての始まりである祖神(オヤガミ)から「いのち」を受け継ぎ、すがすがしい「心」で神々とつながる存在なのです。私達の祖先も、いのちの輝きや清らかな心を大切に、「異心(コトゴコロ)」を祓うために大祓詞を奏上してきました。

 

 そして神様とのつながりでもう一つ大事にされてきたことがあります。それは、神様から受け継いだいのちをつないでくれた両親を大切にすることです。神様が宿るいのちは両親を通じて、先祖である神々につながっているのです。親孝行は最も身近な大祓詞の精神の実践です。来年は毎朝大祓詞を奏上して異心を取除き、親孝行を心掛けて、毎日すがすがしい心でいられたらと思います。

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。皆様のご期待に応えられるよう一層努力してまいりたいと思います。また、ご感想などいただけましたら励みになります。お葉書やFAX、メールなどでお願い致します。残念ではございますが、このようなたよりは不要な場合もお知らせ下さい。今後とも宜しくお願い申し上げます。

 有限会社 三島石装石材

414-0021 静岡県伊東市松原本町2番3号