「趣味として語る量子物理学の世界、あるいは量子力学」(その4) | 定年後の風景

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もう終わると思うのですが、長文の半ば越える頃から、この老年では無理だと気づいて来て、それはまあそれでもいいのですが、無謀しましたでしょうね。思考に長年使わない知識は、どんどん自動的に記憶から消えて行くのは当たり前だと、そのことを検証したようなものでした。

 

しかしながら、昔々の記憶はゆっくり甦って来て、不思議な体験は出来たと思いましたよ。遅ればせながら、元プログには出来るだけ短く返信しておこうとは思いましたよ。尚、これらのSFを理解するために、分り易く解説した知識を吸収したのは、ソフトカバーの膨大な、講談社ブルーバックスだったと思います。

 

引越しの時に、ほぼ全て処分したと思います。少なくとも見えるところには1冊も無いですね。キリが無いので、やはり処分と言うか、売ったと思います。次の項目で出て来るのは、


「量子暗号の可能性と現状」
これもまあ応用例の話ですが、量子コンピュータも分らないので、多分は暗号への応用も参考になりそうなニュース記事は、注意深く読んでますが、未だに自分の目的に合うような記事には遭遇せず、理屈仕組みは分らないままです。

 

量子コンピュータと同じように、これはきっと記事書いたりする人でも、一般人に説明出来るほど理解してる人は相当に少ないものと思いましたよ。因みにこれらは決して自分から調べたり探したりすることはありません。

 

多分増々分らなくなるのがオチなので、もっぱらスマホのグーグルニュースを、毎日何回か習慣的に開いてて、これはと言う記事を選んで、ブログに取り挙げたりする方法でやってます。
次は「量子物理学の歴史:アインシュタインから現代まで」に入ります。


「量子論の誕生と初期の研究者たち」
マックス・プランクやニールス・ボーアの名前が出て来て、これは学校で習ってましたね。内容まで習ってたと思います。


「アインシュタインの量子論への疑問」
先に書いたように、アインシュタインは確定的で無い現象となる考え方や理論、及び美麗でない式を好まないと言うか否定してましたね。


「量子物理学の現代的な進展」
ここでまたしても「量子コンピュータ」の項目が出て来ますね。う~ん、この項目内の文章「量子ビットを基本単位とする新しい型のコンピュータ。量子もつれや重ね合わせの状態を利用して、複雑な計算を高速に行うことが期待されています。」と言うのが、ことの全てと思います。

 

ここらを辿って行く解説が出てくれば、少なくともSF的には出来るでしょうが、今のところ文章とか動画とか映画ではこの「仕組み」に関するものには、出会ったこと無いですね。未だにほぼ誰も分ってないと思うんですけどね。そう簡単には説明されないです。「仕組み」の不明さに関しては、タイムマシンと同じレベルかも知れません。


「量子通信と量子暗号」
これも「仕組み」や「方法」が分りません。


「トポロジカル物質の研究」
これも殆ど聞かない言葉で、「トポロジー」と言う言葉が出て来ますが、調べないと忘れてます。2016年のつい最近に、トホムジカル理論の研究で、ノーベル賞を受賞してたとあります。

 

ちょっとだけ浮気して、WiKi見ると、「位相幾何学」とか出来て、ああ、あったなあのレベルで最も新しい部類で、お爺さんは長年悩んで来たとかの、年季が最も無い部類となります。今後何かよっぽど幸運があれば、あ、そう言うことかと知る機会があるかもですが、多分その機会が訪れる前に死んでるでしょう。


「量子生物学」
ますます奥深く入って行きますねえ。「特に、光合成や鳥の方向感知などのプロセスでの量子効果が注目されています。例えば、ある種の鳥が地球の磁場を感知する際に、量子もつれが関与している可能性が提唱されています。」と書かれてますが、全然知りませんでした。何となく勘で分るのは、大変な感度や速度が、量子効果のみでなされるとの話だと、薄っら気づいて来ますね。


「量子力学と量子物理学は何が違うのか?」
「量子学」と言うのもまた違うのでしょうか。


「量子力学」
元ブログ内の「20世紀初頭に発展した、原子や分子、電子などの微小な粒子の振る舞いを記述する物理学の理論。波動関数やシュレディンガー方程式、ハイゼンベルクの不確定性原理などの概念を中心に構築されています。」の文章で、全て説明されてると思います。今分ったような気がします。

 

さらには、元ブログ内の「量子力学は、古典的な物理学では説明できない微小な粒子の現象(例: 二重スリット実験の結果や黒体放射のスペクトルなど)を説明するために発展しました。」も必要最小限で説明してると思いました。「黒体放射のスペクトル」とは存在しない物の測定に当たると思います。


「量子物理学」
元ブログ内の「量子力学を含む、量子に関連する現象や理論全般を研究する物理学の分野。量子場の理論や量子電磁力学、量子重力理論など、量子力学を超えた領域も含まれます。」


同じく「量子物理学は、量子力学の基本的な理論だけでなく、それを拡張したり、他の物理学の理論(例: 相対性理論)と組み合わせたりする研究も含まれます。」


同じく元ブログ内の「私の感想:量子物理学の中で、よりオタクなのが量子力学?」もその通りと思いました。「量子論」と言う言葉も包括的な意味合いで、あるようです。


次に「量子物理学の面白エピソードとその背景」に入り
「量子物理学者たちの逸話」、「量子物理学のポップカルチャーへの影響」と項目があり


ここで物理学者の逸話のことや、SF映画「「インターステラー」や「アントマン&ワスプ」、「メメント」が出て来ますが「インターステラー」しか明確な記憶になく、またそれが量子論的かは個人的には分りませんでした。その関連は分らず、宇宙次元ものの数少ない名作なのは分ります。

 

このブログに惹かれたのは、最後にSF映画にも触れていて、見事に包括的だったからでした。そして、少なくとも一SFファンの端くれから見ても、これらは元から分らないもので、難しかっても構わないと思ってるのですよ。ああ、これでようやく最後の項目まで到達しました。

 

問いに答えるより、この優れた網羅性包括性に、こちらが学ぶことが多いことになった気がします。いくつか宿題は残ったままになったかもです。それでやっぱり、元ブログ主さんに短いコメントは書いておこうと思いました。宿題とそれ以外とともに、これらは次回になるでしょうか。もうこれできっちり午後休の時間になりました。