「ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密」 | 定年後の風景

定年後の風景

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2014年米国作を地上波録画見でした。2006年に始まるシリーズ3作目となります。2009年の2作目は殆ど記憶になく本作が久しぶりの2作目と思ってました。2作目は見れば思い出すでしょう。初作は中々斬新で奇抜で子供から楽しめる良作だったと思います。

 

本作は初作から8年程度ですから割と初作の俳優演じてますね。ロビン・ウィリアムズは亡くなっててCGで合成したのかなと思いきや撮影時は未だ存命で本作公開前にまだ63才で亡くなり本作が遺作となり残念なことでした。

 

シリーズ設定はしがない博物館警備員が夜になると様々な展示物が動き出し騒動に巻き込まれる顛末を驚きと楽しさで描く童話的ファンタジーです。勿論動物などはCG駆使してます。当然のことながらあらゆる剥製動物、恐竜の骨、蝋人形などがキャラクターを以って喋り動きます。ほぼほぼ仲は良いようです。

 

それで今回はこの展示物が夜に活動できる魔力を持ち、展示物でもある石板が何故か魔力を失い始め展示物仲間が存亡の危機を迎えることになり、何とかこの魔力の維持を図るために皆して協力奮闘する顛末を描いてます。

 

(以下ネタバレします)魔力の減退の原因はどうも大英博物館にあるようなので主役警備員は問題の石版持って、はたまた一緒に展示物達を内緒に運搬して、やおら一緒にニューヨークからロンドンに着くと、石板持ち込んだので大英博物館の展示物達が大暴れし出しててんてこ舞いするハメとなります。

 

そしてどうやら石板を日光に当てれば呪いが解けることが分り、皆して英国展示物達と戦いの末、呪いで次から次と仲間の展示物が動き止める中、ようやく日光に当てられてなんとか呪いは解け皆は元通り動けるようになり、皆して無事に米国に戻れて警備員さんは無事退職して大学教員の職につけめでたしめでたしとなり、博物館ではまた夜な夜な陽気に皆のどんちゃんちゃん騒ぎが繰り広げられるの話なのでした。

 

それでまあこれと言った物語は無く、これまでの設定やキャラとそのやり取りを楽しむの映画となりますが、それも良かろうでしょうか。それほどよく出来てる楽しい設定とキャラでした。まあこれ以上の新たなストーリーは無理でしょうかなのでした。

 

しかしまあ家族みんなで楽しめる映画と言うのは良いものです。冒頭大勢の客を招いた特殊効果に見せかけた披露ショーのようなものが派手にありますが、これはCGなどの進歩のお披露目とおまけの意味合いもあったでしょうか。