「超高速!参勤交代 リターンズ」 | 定年後の風景

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2016年邦画をBS録画観です。同原作者の新作「引っ越し大名!」公開記念のようです。2014年の「超高速!参勤交代」の続編となります。前作あらすじをざっくり書こうと思いましたがこれがまた時代劇には疎くストーリーも忘れてます。また概略とは言え時代劇表記も不正確極まりないと思いますがご容赦をです。

 

まあ無理矢理纏めると、主役殿様が治める小藩の金山を狙う、幕府老中の悪巧みで江戸への参勤を終えて帰藩したばかりの殿様に金山の報告のことですぐまた江戸に戻ってこいとの命が下り少人数で走り倒して江戸へ馳せ参じて期日内に下命を果たすと同時に、老中を無きものにするの顛末をギャグ一杯で描いて評判となったものです。

 

今回は前作で謹慎中のこの陣内孝則のワル老中が何やら恩赦で復活し、まだこの小藩を狙いまた恨みを晴らそうと、佐々木蔵之介の殿様が参勤中に今度は藩で恐らくはヤラセで一揆を起こさせ、駆けつける江戸目付よりも早く帰藩して一揆治めんと藩取り潰しやぞ、とこれまた無理難題を突き付けて来て、今度もまた少人数で走り抜けて、前回のさらに半分の日数で藩に辿り着き、ワル老中と対決するの話となります。老中は馬で来たようです。

 

あ~、ここまで書くだけでも這う這うの体で必死のパッチです。何せ考えると本格時代劇は読んだこと無く、映画は見れますが書くのは大変でボロ出まくりとなります。ああ難しい。そう言うことでかなり省きました。SFや現代劇のようには行きません。

 

映画は前作に引き続き分りやすく善悪はっきりしていて、ギャグも面白く、適当に戦いや合戦シーンもあり、Wikiによると子供から年寄りまで楽しめる近年に無い作品としています。日本のディズニーのような作品と思いました。子供も楽しめると言っても手抜き感は無く大人も十分楽しめる仕上がりと思いました。

 

殺陣も決して手を抜くことは無く、相当なものを血しぶきもしっかり入れて描いてます。この手抜き感が無いのが良いですね。力抜いてません。まあ例によって苦肉のギャグは面白いですが、徐々に無理矢理感は増してますが。

 

ワル老中は武勢引き連れて決戦の場に臨みますが、例によって殿様勢の奇策に翻弄され、後ろ盾だった柳生族にも見切りつけられ、はたまた家来武勢にもその場で見切りつけられ、愈々一人孤立した所に大岡越前守がワル老中の手下が悪事白状したでと現れ、また、一緒に来ていたワル老中の叔父である老中首座が成行き見て出て来て、ええかげんにせんかい、と戒められ、哀れワル老中の命運は尽きたのでした。

 

しかしまあ、あ~疲れました。本作は時代劇なのでプログ書くのは止めようかなの難物なのでした。地位など確かめて書くだけで必死でした。思わぬ弱みが出たブログでした。これ書いてても耳学問だけで何も分らず書いてます。

 

でも、最近は面白くて新しい時代劇が続々と作られて嬉しい限りです。しかも本作のようなノリは量産されてた昔の楽しい時代劇活劇のノリの復活でもあるのでした。また、本作は絵面、構図が思いの他綺麗と思いました。