まあ例によって偶然出くわした今回記事が、2025年の総括りとなり、また70年生きてきた人生の総括りにもなりそうな、本格記事と思いましたよ。もうこれ以上分り易く、言葉で量子論を語ってくれるのは難しいと思いました。そう言うことかと思わせてくれます。何度も読み返しました。
素晴らしいと思いましたよ。目から鱗とはこう言うことを言いますかね。まあ天地がひっくり返るとはこのことを言い、地動説を信じるとは、このことを言うのですかね。どう見ても感じても、地球は平らで、太陽は地球の周りを回ってるのに、実際は地球は丸くて、太陽の周りを回ってるなんて誰が信じたでしょうか。
しかしそれは総合的な観測で、今や明らかな揺るがない事実真実となってしまって、しかし1%はほんまかなと思いつつ、受け入れざるを得ないと、そう言う感覚でしょうか。こんなコペルニクス的転回を、21世紀になって我が身が体験することになろうとは、誠に夢にも思わなかったのが正直な感想でした。
地球が丸いか平らか信じるか想像出来るかは、早い者勝ちですよん。ま、どちらでも毎日の実生活には殆ど関係しないところもまた似てますなあこれは。知ろうと知るまいと殆ど差が無い恐ろしさですわ。「認識」とはそう言うことを言います。
そしてこれ何度も読んで、さらに分かって来ると、これあれやね、こう言うイメージだとタイムトラベルもワープ航法も出来るんちゃうかと、ふと思わせてくれるんですよねこれが。それは多分は映画に出て来るような現れ方ではなく、もっと、とてつもなく複雑で神秘的な現れ方するのに違いないことだけは予感出来るのでした。
果たしてどんな形で時間旅行が出来るのだろう。というより、既に自分には人類は既に時間旅行の中に居ると言うのが正しい認識だと思われるのですけどね。今回はこの後、純粋に計算式から宇宙を一般向けに解説した、これまた稀有な記事を付録で添付しておきます。
この両方で、今年の締めくくりの大きな記事ブログとなったでしょうか。しかし今回記事の日付見ると、2023年で大丈夫なんかなの気がしましたけど、まあ多分に予想で分り易い解説を書いてたですかね。そしてそのいくつかは、実際に検証が実現したと見るべきなんでしょうかね。
「たとえば2022年のノーベル物理学賞となった有名なベル不等式の破れの実証により、「そこにモノが在る」という局所実在性が実験で否定をされています。天動説が観測によって覆ったように、我々にとって当たり前な感覚でもある「そこにモノが在る」という思い込みも、現代物理学の実験によって覆ったのです。」となるそうです。
ここで難しいのは、要はマクロとミクロと言う物の味方の分け方だと、記事読んでて思いましたけどね。しかしこの導入部から、この記事は実に分り易く具体的に書いてくれてます。この辺から学習が始まる訳です。
しかしどこまで行っても、この「認識を変える」と言う作業は難しいことは分ります。まあ変えたからと言って、日常生活は何も変わらないのですが、まあ言えば思考の土台が変わります。また量子コンピュータの仕組みの理解に近づけます。これも興味が無ければ関係無いですけどね。
今日辺りのニュースでは、既に早くもスマホにもと言うか、スマホが最初に量子コンピュータが内臓される記事も出てますけどね。これもまあ使う方には関係無いんですけどね。好奇心でけですわ。
この記事読んでると、量子論に出て来る「重ねあわせ」とか「ねじれ」と言う「意味」や「思考法」が薄っすらイメージ的に分って来ます。すると別の記事の理解が深まります。そして世界観が変わります。
しかもこれしかしあれやね、ある観測系では、地球は平らで、太陽は地球の周りを回ってるのもありとちゃうんかなあと思えて来ますけどね。それも間違いでないような危うさです。そしてやっぱりある「観測系」では、長年疑問に思って来たように「地球は平らで太陽が回りを回ってる」のも正しい気がするんですけどね。どう見てもそう見えるし感じられ、それを宗教にさえ出来そうです。
しかしそれは書いてあるように「観測」や「測定」と合わなくなり、それを極大化すると例の「神の目」が出て来る気がしますが、これとて量子論から言うとおかしいと、こうなるんでしょうな多分は。
「そもそも「在る」という直感を人類に養わせてしまった一番の要因は、物理学における様々な量の保存則です。」「実際にはミクロ領域で粒子数などの保存則は破れていることが実験で知られています。また非常に大きな領域として、あちこちの空間領域に歪みのある膨張宇宙全体を考えると、普通の意味での物質のエネルギー保存則や運動量保存則も成り立ちません。」
大変でっせこのトレーニングは。生きてる間に習得出来るやろかの発想の転換ですわ。別に習得出来ずとも生活出来るんですけどね。「つまり時間発展、もしくはそれを生成するハミルトニアンやラグランジアンという量が対称性を持てば必ずある物理量に対する保存則が現れ、そしてその物理量が時間的に変化をせずに保たれるという性質に基づいて、「実在」という描像が出てくるのです。」
「もし将来の量子コンピュータが意識を獲得するAIになるならば、今のAIと同じように、人間が設計したその保存則に基づいた経験を通じて、量子AIは機械学習的に新しい実在概念を獲得していくはずです。人間の感覚とは異なる、AIにとっての実在概念をそのAI自らが構築し、それを利用していくのです。 」この筆者は「宇宙意識論」と違って、AIも「別の意識」を持つと書いてますなあ。
「「実在」は経験則であり、単なる近似に過ぎないと考えられます。」ほんまなんやろかですがほんまとしか言いようが無い「観測結果」のようです。長文でも1ページによく纏められた記事と思いました。この記事には多くの参考記事が添付されてますが、これらを全部読むと発狂しそうに思いました。
「ブラックホールを数式で眺めてみた その1 (準備編) サクッと特殊相対性理論と一般相対性理論を概観しよう!」
自分は、これまで記事の数式は追いかけたこと無いですが、この記事は非常に珍しく、その式を一般向けに解説してました。個人的には初めてかも知れません。しかもこう言う数式を趣味にして集う人達も居ることに驚きます。数学ファンが居るのは知ってました。そしてこう言う式を理解すると、宇宙の真実を知れるのだろうかと、想像せざるを得ないのでした。

















