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西麻布に生まれ育ち、現在は横浜に居住する筆者が、
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「ザ・天文趣味人(笑)その2」

 

昨夜、娘から「あの星は何か?」と連続して聞かれたが即答した話をした。

 

実は明るい一等星であっても即答は意外に難しい。

 

ある特定の条件が揃わないと無理だ。

 

それは方角だ。

 

昨日は自宅だったので方角が予めしっかりと分かっていたので即答出来た。

 

天文趣味人は、都会暮らしなら間違いなくプラネタリウムに足繫く通い、

田舎暮らしなら毎日のように実践している。

 

そのため、星座早見盤が頭の中に叩き込まれているので、

後は季節と時間と方角さえ分かれば即答出来る。

 

だが、時刻と共に移動する星なので、

方角の分からない場所での即答は難しい。

 

では天文趣味人はどのように方角を知るのかと言うと、

慣れた趣味人は北極星すら使わない。

 

もちろん天体撮影の時は北極星が極めて重要な役割を果たしているため、

絶対的に必要な星ではあるが、

非天文趣味人に「あの星は何か?」と聞かれた程度なら、

前述したように「星座早見盤のほぼ全ては記憶している」ため、

何か1つ、知っている星座か輝星が目の前にあったら、

アッと言う間に方角が分かってしまう。

 

北極星を見つけるまでもない。

 

従って、天文趣味人が全く知らない場所で、

「あの星は何?」と聞かれた場合、

回答出来るまでの時間は数秒になってしまう。(笑)

 

即答は出来ない。(爆)

 

ちなみに天体撮影をするような、

天の川が見える場所で、

天体望遠鏡を構えていると、必ず人が寄って来て、

「あの星は何?」質問をする確率が非常に高い。(笑)

 

そして天体望遠鏡を覗かせてあげて、

メチャクチャ喜ばれるのは「土星」と相場が決まっている。(笑)

 

やはり輪が見えるのが衝撃みたいだ。

 

余談:

ただし如何に天文趣味人を気取っていても、

余程の達人でない限り、

南半球に行くと途端に無力化されてしまう。

全く違う星達と見掛け上逆転する星の動きに対応出来るような、

「超天文趣味人」は滅多にいない。

私もかなり戸惑った。

ちなみに日本ではほぼ観測不可能な「りゅうこつ座の一等星カノープス」と、

おおいぬ座のシリウスが競演している様子は圧巻だった。

全天で一番明るいシリウスと二番目のカノープス。

これが同時に天高く近くで観られるのは南半球ならではの星空だ。


余談2:都会の天文趣味人

都会に暮らす天文趣味人はプラネタリウムのシミュレーションが基本となる。

首都圏の場合、都心から100kmは離れないと凄まじい光害から逃れることは出来ない。

従って天の川を見るような日常的な観測は出来ない。

かなりな大事となってしまう。

そんな都会の天文趣味人が山に来ると、いくらシミュレーションをしていても相当驚く。

やはりリアルな満天の星空は、まるで南半球に来た時と同じくらい分からなくなる。

星が見え過ぎて慣れるまで結構な時間を要するからだ。(笑)