本なら売るほど 児島青 マンガ 漫画 新刊 最新刊 古本 古本屋 マンガ大賞 | 東京・横浜物語

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西麻布に生まれ育ち、現在は横浜に居住する筆者が、
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マンガ大賞作品「本なら売るほど」児島青

書店で見て全く知らないマンガだったが、
かなり面白そうに思えたので、
現時点での最新刊まで1〜3巻を買ってみた。

これは大当たりなんてものではなかった。

「マンガ大賞2026」大賞

「このマンガがすごい!2026オトコ編」第1位

「ダ・ヴィンチ2025コミック部門」第1位

これはダテではない。

この種のマンガが第1位になるのは、
改めて日本のマンガ界の凄味を魅せ付けられた気がした。

物語は若い男が古本屋になるところからスタートする。

このスマホ時代に、時代遅れも甚だしい古本屋が舞台になるのである。

それでも世の中にしぶとく残っている本好きな連中が寄って来て様々なドラマが展開する。

そしてここには、人間の営みの本質を描いて来る「楽しさ」がある。

古本屋とは偏屈な文学好きが集まる厄介な場所と言うイメージがあるも、
実は正しい文学好き、マンガ好き、本好きとはどのように振る舞うのか?
と言う明確な回答を明示してしまう潔さがある。

それは知の世界と酒の世界と交流の世界である、と。

今後、物語がどのように進行するのかは分からないが、
ここまで読後感がいいマンガはそうはあるまい。

マンガ大賞作品はダテではない。

何と言うか。

古本屋っていいな、だけでは済まなくなる。

日本のこの地味な伝統世界に焦点を当てて、
ここまで輝かせる作品は大感動ものだ。

余談:
昔、私が幼い頃、亡き父がふと、
「オレは古本屋のオヤジになるのが夢だった」
と語ったことがある。
小さな私には小汚い変な場所に過ぎなかったが、
今は最寄り駅に残っている古本屋に通い、
店主と顔馴染みになっている。
何となく父の感覚を深く理解出来る今日この頃だ。(笑)

余談2:私の読書傾向
幼い頃から私の読書傾向は一貫している。
常に趣味と連動している。
釣り→天体観測→キャンプ→能・歌舞伎・アート→ランニング→登山
と、おおよそ進んでいる。
先ずは関連趣味の入門書から始まり応用書となり、
さらに関連小説となっている。

余談3:古本屋における見栄行動
私は古本屋では見栄をかなり張る。(笑)
マンガでも出て来るが、
「利益のためにエロコーナーを作れ」
と経験者に言われるも主人公は作らない。
私の行きつけの古本屋には小さいながらもある。
しかしここでの私は常に誇り高き超絶趣味人なのだ。
エロコーナーに背を向けて反対側にあるマニアック文庫本を膝を突いてまで丁寧に眺めるので。
クルリと振り返りたい誘惑を見事に断ち切るこの姿勢。
我ながら大したものだ。
誰か褒めて欲しい。(爆)