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西麻布に生まれ育ち、現在は横浜に居住する筆者が、
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「朝食の傑作について」

 

最初に、そもそもの話になるのだが、

朝食は昼食や夕食と決定的に違っていると私は感じている。

 

おそらく私の持つこの感覚は大抵の人も同じではないか?、

と確信している。

 

それは「私達は朝食に期待していない」となる。

 

しかもこれは全世界にほぼ共通している。

 

例えば私達日本人の場合、

典型的な和の朝食は「ご飯、味噌汁、焼き魚、海苔、漬物」くらいだ。

 

洋の朝食でも「トースト、卵焼きかソーセージ・ハム」くらいかと。

 

つまり、朝からそんなに食べられないし、

そもそも食べたくない。

 

私のような低血圧だと余計に拍車がかかる。

 

美食の中国系でもお粥。

 

同じく美食のフランスでも食パンがクロワッサンになるくらいだ。

 

要するに世界各国「朝食は冴えない」のである。

(インドは例外らしいが広いので一概に言えない)

 

その昔、マンガ「美味しんぼ」で私的に傑作回だと思っている、

「愛ある朝食」では、

海原雄山の至高のメニューでは非汚染を謳った和の朝食だった。

 

対する栗田さん1人で挑んだ特殊回では、

なんの変哲もない洋の朝食だった。

 

作り立てのバターと「愛ある朝食」により、

栗田さんが勝利するのであるが。

 

だが、この朝食を持ってしても、だ。

 

ウキウキするような物ではない。

 

もちろん最高の素材を使って最高の料理人が作れば美味しいだろう。

 

だが、その美味しさとは、

ランチやディナーで求められる豪華さやボリュームでは決してない。

 

ホテルではバイキング形式を採る所が多い。

 

朝からガッツリ行く人も多いとは思う。

 

だが、それは旅行だからだ。

 

普段からそんなにガッツリ行く人は、

少なくとも私の周囲には過去も今もほぼいない。

 

しかしそんな私が非常に例外的にワクワクする朝食が過去3例だけあった。

 

日曜日に横浜元町でその基本を買い込み、

月曜日にやってみたら改めて強く認識したので書いてみたいのである。

 

・某中国人が作った鶏粥

↑ただしコレは個人の力量によるため例外。

 

・台湾台北の公館にある饅頭屋?のキャベツ饅みたいなのと、

 ホット豆乳の組み合わせ

↑おそらくコレが私の中での朝食の最高傑作。

 

・フランスパン+パテ

↑おそらくコレが私の中での日常的に可能な最高傑作。

 

この3例では何が起こるのか。

 

そう、朝が待ち遠しいのである。

 

ご飯と味噌汁、焼き魚で朝が待ち遠しくなるか???

 

トースト、バターで朝が待ち遠しくなるのか???

 

かなり美味い物であってもそうはならないはずだ。

 

また、いくら美味い物でも非日常ではどうしようもない。

 

朝は毎日来るのだから。

 

すると、トータル的に考えると、

フランスパン+パテ

こそが私的な最強朝食となる。

 

おそらく人によってコレはかなり違って来るとは思う。

 

基本はワクワク感だ。

 

朝が待ち遠しくなる感覚だ。

 

このハードルは相当高いと思う。

 

多くの人にとって朝とは苦痛だ。

 

そんな中、この種の朝食が1つでもあれば、

時に楽しくも待ち遠しい朝を迎える事が出来ると思うのである。

 

それは昼食のガッツリ感ではなく、

夕食的なバリエーション感でもなく、

シンプルで平凡だが飽きない、

それでいて絶対的な物でなければならない。


朝食を起きて動き出すだけの原動力だけに割り切るのは寂しい。


栄養や味も大切だが、

朝のワクワク感こそに価値があると思う。


余談:バター

久しぶりにバターを買った。

医療ダイエットを開始した5年ほど前から、

自宅からバターもマーガリンも姿を消した。

今回は北海道よつ葉バター。

これは久しぶりに飲む酒と同じで、

脳髄直撃級の美味さだった。