「外国語の習得方法(大学留学レベル):高額な外国語学校が必要?」
最初の結論:
語学留学は、
「準備不足の人にとっては、ほぼ確実に失敗する投資」であり、
下手をすれば人生を壊す。
※あくまでも個人的な体験なので例外は多々あるかと思いますが、
非常に失敗例が多い危険な問題なので、
あくまでも参考までに。
※アメリカの大学を卒業しアメリカ人と結婚し、
ずっとNYで暮らすCAの元カノ(笑)ですらも、
特に現地で日本人女性が遭う悲惨な事態には警告をしています。
娘が久しぶりに韓国を旅行して来ました。
現地では完璧な韓国語を話して来たので、
色々な武勇伝がありました。
バックパッカーと親しくなったのもあり、
元・留学生+バックパッカーにより、
無敵の旅行になったようです。(笑)
娘の留学時代だけでなく、
語学勉強時代も思い出したので、
改めて書いてみたいと思います。
先ず明記しておきたいのは、
当記事で取り上げる「習得」とは、
外国の大学に留学するための語学力です。
日常会話ではありません。
日常会話を遥かに遥かに超える、
学術的な用語(大学の授業)にも対応出来るレベルとなります。
つまり、就職に使えるレベルです。
また小中高時代に親の転勤などで外国暮らしをしていて、
既にかなり話せるか基礎が出来ている帰国子女も対象としていません。
高校までは受験のために英語を学んでいたけれど、
アジアの国に興味を持ち、交換留学してみようかな、と言う、
ゼロからの出発を想定します。
親がここで留学経験が無い場合、
ほぼ100%、とんでもない思い違いをして、
思い切り間違ったアドバイスをしてしまいますので要注意です。
先ず非常に恥ずかしながら、
私の語学レベルを明記しておきます。
これは登山記事と同様か、
あるいはそれ以上に子供の運命を悪い方に大きく左右する可能性があるため、
自慢も危険ですが謙遜も非常に危険になるため、
100%素の実力を書いておきます。
私自身は大学までの勉強以外には、
ECC外語学院で英語を学び、
その後ロンドンに数ヶ月滞在した経験があります。
この直後に英検1級を受けたところ、
1次の筆記試験で数点足りず落ちたのが頂点で、
以降成績はガタ落ちです。
また20代ではドイツ語とスペイン語を数年、
フランス語を数ヶ月、渋谷の外国語学校に通って学んでいました。
いずれも全て途中で辞めて今はもちろん全然ダメダメレベルに成り下がっています。
では何故ダメなのか?を書いて行きます。
実は後述する娘の勉強法とその根本理念を見た時、
決定的に違っている事が2つあり、
そここそが語学の習得法で最も大切なんだと気付かされたのであります。
・非常に激しく強い動機
・圧倒的なスピード
この2つです。
どちらか1つでも欠けていたらアウトです。
安易な考えで子供を留学させてしまうと、
語学が出来ないだけでなく、
人生を台無しにする確率が非常に高くなりますので要注意です。
私にはこの2つが欠けていました。
そこそこ強い動機と遅い遅い勉強法では日常会話すら無理です。
私の娘が最初に言い出したのは台湾大学への交換留学でした。
1年間台北で暮らすと言い出し、
ゼロから中国語の勉強を始めたのでありますが。
物凄く決意が固く、
また留学費用はそれほどでも無かったので渋々オーケーしました。
交換留学だと日本側の学費を払っていれば授業料はかかりません。
宿泊費は大学の寮を利用すると月に確か2万円強くらいでした。
3万円はしていなかったと記憶しています。
また、台湾は食事が非常に安くて美味しいため、
食費も大してかからずに済んだのは有り難かったです。
しかし語学について私は、
「NHK中国語会話をしたら?」と言ったら、
思い切りバカにされました。
「遅過ぎる。1年かけて日常会話レベルにすらならない」と。
はい、留学したい人、NHKの勉強法では全然無理です。
大学1年生の1年間で中国語でも何語でも、
英検みたいなので言ったら「最高レベルにする」必要があります。
ちなみに娘が取得したのは「中国語検定6級」「韓国語検定6級」です。
日本とは級の進み方が逆になりますので要注意です。
6級が最高級です。
では何をしたのかと言いますと。
高額な外国語学校へ通わせた???
はい、この時点で負けです。
NHKでも負けますが、高額な外国語学校でも負けます。
また、よくある質問に、
「1日何時間勉強する必要がありますか?」
と言うのがありますが、
したら最後、負けです。
はあ?何言ってるの?レベルです。
上記の感覚でいたら、
日常会話すらままならないでしょう。
もちろん進み方が異常に遅いからです。
また、時間で区切れるようなものでもないからです。
発音のためのネイティブな外国人は、
自分が大学生なら日本の大学にいる現地人の教授を捕まえればいいだけです。
また、必要な大学の他の科目の授業の勉強はともかく、
隙間時間は全て語学語学語学が基本です。
メインは、本屋で大量に売っているテキストです。
CD付きのヤツを選んで次から次へと買わされます。
親がもう止めてくれと泣きを入れるレベルのスピードで読み進め、
聴き進めて行きます。
とは言え、テキストはせいぜい1冊2000~5000円です。
高額な外国語学校へ月謝10万円も払う必要は一切ありません。
ただし、6級(最高級)クラスになると、
どうしても発音のネイティブチェックが必要になるため、
この場合、専門のネイティブの先生に見てもらうのですが。
せいぜい週一で充分ですので、
金額的にはかかって数万円です。
しかも期間は仕上げの時なので短期間で済みます。
記憶によると2ヶ月くらいでした。
こうして1年、凄まじい勢いで特殊読書をしていれば、
10万円もかからないで無事、
最高級の取得が出来ます。
ではこれが出来ない場合、
どうしたらいいでしょう???
よくあるのが、
我が子を現地の語学学校に入れるパターンです。
特に欧米系に入れたがる親は多いです。
はっきり言って、現代日本では、
かなりの言語習得のためのテキストが発売されているため、
今、その外国語が出来ないとしたら、
現地の語学留学如きで話せるようになるとは思わない方がいいです。
「話せるようになってから行け」
多くの親も当人も勘違いしています。
これは登山と全く同じ原理です。
「山で鍛えてはいけない。鍛えてから山に行け」
特に女の子場合は、
欧米系に行くと、日本人のその種の子を専門に狙う、
ヒモみたいな男がゴロゴロして食い物にしているのは有名な話です。
人生を誤る元です。
ちなみにその昔、これは極端な例ではありますが、
私の友人の彼女が突然ヨーロッパの某国に留学すると言って、
「語学留学」してしまいました。
親子関係も良くなかったらしく、
どうなったのかは分かりません。
しかし彼女の言動から、
ドラッグ関係に手を出したと予想されます。
はい、行方不明のままです。
迂闊に我が子を語学留学させてはいけません。
取り返しのつかない事態になるか、
語学レベルとしては、
良くて大阪弁を覚えて帰って来るか、
と言った感じでしょう。
現地で日本人同士でのみつるむか、
悪い男に騙されるか、
男なら男に騙されるか(笑)、
ノイローゼになるか。
これ、本当にそうなる確率が高いです。
私の知る限りにおいては、
登山の遭難より危険です。
死ぬケースは稀ですが、
最悪の人生に叩き落とされるのはよく聞く話です。
まとめ:
親が出来る最大の支援は、
金を出すことでも、学校を探す事でもありません。
「準備が整うまで行かせない」
準備とは、
日本で英検1級を取れ、です。
(韓国語や中国語なら最高級の6級)
これに尽きます。
留学は魔法ではなく、
実力がある者だけが結果を持ち帰れる実戦です。
そして、これだけはハッキリと断言出来ます。
今の日本では、余程特殊な言語でも無い限り、
非常に多くの優秀なテキストが安価で販売されています。
それすら出来ないで、ましてNHK外国語会話すら見ないで、
語学が習得出来ると思う方がどうかしてます。
本当に好きなら人間ガンガンやります。
親が、日本の大学がダメなら外国の学校、と思ったら即終了かと。
親の意志などどうでもいいです。
行くのは子供であり、
その子供が今、この恵まれた環境の日本で何をしているのかが問われます。
現地に行って語学勉強が一番?
とんでもない大嘘です。
日本語が話せない外国人だらけの中で、
どうやって話せるようになるのか。
語学留学はほぼ壊滅します。
日常会話すらどうでしょうか?
大抵は高額を支払っても、
何の保証も資格も無いまま終わり、
数年後は日本で元の木阿弥。
そんな人、凄く多いです。
余談:
現在のアジア系の大学では授業が英語のケースもありますから、
たとえ行くのがアジアでも、
英語はずっと勉強する必要があります。
何より話せたら非常に便利です。
