丹沢表尾根縦走 | 東京・横浜物語

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「丹沢の恐怖」


2022年4月に登山を再開した。


その1年ほど前からランニングを再開し、

ラン能力が30kmに到達したので、

登山も出来る、と踏んで丹沢に行こうとした。


すると娘から待ったが入った。


長い長い休止期間の後で、

いきなり丹沢は危険過ぎる、と。


確かにそうだと思い、

最初は高尾山にした経緯がある。


これは極めて大正解だった。


おそらく、いきなり丹沢に行ったら間違いなく死んでいたと思う。

(後述:大きなミスがあり、本当に死にそうになった)


忘れていた登山の動きとテンポ。


何よりも技術。


高尾山では一番難しい稲荷山コースで余りの急登の連続に愕然となっていた私。


最初の1時間、全身滝汗の挙げ句、ダメかと真面目に思った。


しかし30kmのラン能力は心肺機能と脚力を、

既に高尾山には対抗出来るレベルにしてくれていた。


慣れると楽勝で登頂し、隣の小仏城山まで縦走したほどだった。


これに気を良くして臨んだ丹沢表尾根縦走。


20歳の頃から何回か登っているルートだった。


だが、ここは体力も「登山技術」も中級者向けであり、

最新のコース定数だと32にも及び、

グレーディングによる技術度は5段階で「C」となる。


この意味は、

健脚の登山者の日帰り限界であり、

地図読み能力、ハシゴ、鎖場などを通過出来る身体能力が要求される、となる。


ネット情報だと悪質なオレ様一番系が簡単だとか言うので危険極まりない。


厄介な事に丹沢表尾根縦走は交通の便も良く、

首都圏の登山としては大人気の場所だが、

初心者には全く無理なルートだ。


ちなみに私は2022年、このルートでは20代の初心者の若者が会社の40代の上司らしき人に連れられて来ていたのを目撃している。


若者は最初の二ノ塔への急登により既に体力的に限界。


三ノ塔への登りで真っ青になり身動き出来なくなっていた。


今年2025年5月ではこの縦走路の最高地点、塔ノ岳の頂上で疲労により身動き出来なくなった若い女性が山小屋に救助を求めていたのを目撃している。


体力的にも技術的にもかなり厳しい。


さて、2022年5月にいよいよ丹沢表尾根縦走に着手した私は、

ランニング能力を32kmにさらにアップさせて臨んだので体力的には塔ノ岳まではかなり余裕があった。


3つ動画をアップしたが、

技術的にも垂直10mを降りる鎖場すら余裕。


だが。


忘れていた。


丹沢表尾根縦走で一番恐いのは鎖場ではないのを。


「細尾根」だ。


これは素人には幅が50cmくらいの細い道で、

両サイドが垂直に100m落ちている断崖絶壁に見える場所となる。

(写真参照)


実際には垂直ではないが、リアルな崖であり、

落ちたら確実に死ぬ。


そもそも非常に恐い。


おそらく高所恐怖症の人は無理だと思う。


写真はテレビ番組の一場面なのだが、

俯瞰した写真を見るとやはり100m以上切れ落ちている。


さて、その時の私は過去の体験からいよいよヤバくなるのは分かっていたので、

トレッキングポールをリュックのサイドにしまい、

万全の体制で細尾根に臨んだ。


だが垂直ではないため所々木が生えていて、

枝が登山道に張り出していた。


頭をヒョイと下げて楽勝だな、と思った次の瞬間、

リュックのサイドにしまったトレッキングポールが、

枝に引っ掛かってしまった。


幸い、ゆっくり通過していたので、

大きくバランスを崩す事もなく大丈夫ではあったのだが。


精神的ショックは非常に大きかった。


100mくらいの断崖絶壁の上でバランスを崩す恐怖。


幽霊百体に囲まれるより遥かに恐かった。


( ;´Д`)










https://youtu.be/eLRD7frnzC0?feature=shared



https://youtu.be/lLJeoJl6rOA?feature=shared

本当に体験した怖い話

 

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