ダイエット | 東京・横浜物語

東京・横浜物語

西麻布に生まれ育ち、現在は横浜に居住する筆者が、
色々語って行くブログです。

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「ダイエットの恐い本音:医療と美容は次元が違う」

 

①友人のケース

 

友人でかなり太っていたヤツがいた。

 

彼は昔からずっと太っていた。

 

しかし職場の同僚がやけに親身になって、

「絶対に糖尿病の専門医に行って下さい。

 良い医師を知っているので紹介します」

と、言われ続けていたが面倒臭いので放置していたと言う。

 

ある時、いよいよ職場の健診で引っ掛かり、

「お願いですから行って下さい!!」

と懇願されたので仕方なく行ったところ、

糖尿病ギリギリのところだった。

 

その医師は彼の性格を見抜いていたのか、

あからさまに見下したような表現を多用したと言う。

 

「まあ、(ここまで平気で放置した来たような人だから)

 貴方には絶対出来ないでしょうがね。」

と医療ダイエットを勧めて来た。

 

激怒し易い友人はもちろん激怒した。(笑)

 

そうして闘志に火がついて医療ダイエットの世界に飛び込んで行った。

 

今、彼に会うと、昔からの知り合いは絶対に彼じゃないと思う。

 

新しく会った人に、

「昔は今よりも30kg太っていたデブだった」

と言っても絶対に信じてもらえないと言う。

 

②医療ダイエットは“別世界”

 

これは美容ダイエットとは全く異次元の世界だと思っておいた方がいい。

 

友人の事件から何年かして私も同じ目に遭ったのである。

 

ちょうど5年前の今頃だ。

 

長年の不摂生生活により、

突如両目の視野の半分くらいが一時的に失われた。

 

幸い40分くらいで治った。

 

しかし日曜日だったのだが、

妹が「即座に病院に行け」と強く主張して来たので、

行ったところ、

「眼科的には異常はありません。

 直ぐに脳神経外科か内科に行って下さい」と言われた。

 

その晩、生まれて初めて体験した腹部激痛に突如襲われた。

 

救急車を頼む事になるかもと母に言ったのを覚えている。

 

娘は留学中でいなかった。

 

そうしてかつて日赤の内科で凄腕の医師と有名だった人の医院を訪れて、

MRIと血液検査を受けて、

その結果を聞きに行ったのだった。

 

すると病院の診察室で後ろに何故かズラリと勢揃いした看護師達がいる中で、

医師はこんな風に切り出した。

 

「実は先ほど、肺のレントゲンを撮らせて下さいと言ったのには訳があります。

 貴方のMRIの脳検査では特に異常は見つかりませんでした。

 従って脳梗塞の疑いは晴れました。

 しかし血液検査の数値。

 長年の医者人生で初めて見ました。

 実は、真っ先に浮かんだシナリオは末期の肝臓ガンで肺に転移している、

 でした。しかし貴方の肺は綺麗でした。

 けれどもこれは全く安心など出来ないのです。

 これから貴方の全身を精密検査して何ガンなのかを探さないといけません。」

と、妙に優しい態度で接して来る看護師達に見守られながら医師の言葉を聞いていた。

 

どうやら本当にヤバい患者が来た時、看護師は妙に優しくなるらしいとその時に学んだ。(笑)

 

それから色々あって、何とか末期ガンではないのが分かり、

安心して再び不摂生生活に戻ったら、

翌年の春、今度はその医師から、

「もう貴方は糖尿病を発症していると思った方がいい」

と、今度は糖尿病の疑いをかけられた。

 

即座に言われたのが、

これは全く有無も言わせない「指示と言うより命令」だったのだが。

 

それが医療ダイエットだった訳だ。

 

③命を守るための“命令”

 

その日から私は、

・ご飯は1回80g(自分で盛るな。母親に計測してもらえ)

・野菜は無制限に食べていい

・魚を中心にして肉を控えろ

・油を控えろ

・砂糖を控えろ

・パンを控えろ

等々の生活を送る事になった。

 

1ヶ月後、糖尿病の精密検査をするので、

それまでに回避出来るのかどうか本当の瀬戸際だぞと言われた。

 

その1ヶ月後、医療ダイエットの成果は凄まじく、

医療と言う名の断食と言って良く、

10kg痩せた状態で精密検査に臨んだ。

 

結果ギリギリ糖尿病を回避出来た。

 

しかし医師は言った。

 

「ここからが正念場だ。

 もう貴方はインスリンの大量分泌が起こっている。

 これはもう既に貴方の膵臓は常にフル回転しているのを意味している。

 さらに痩せて、脂肪を落とし、筋肉化しないと貴方はいずれ糖尿病になる」

と言われて筋トレを指示されたのである。

 

ここから私は筋トレを開始して2ヶ月かけてさらに10kg落とし、

ようやく食事制限も飲酒制限も解除されたのは何度も書いている。

 

そして25km走れるようになったら富士山に登ると計画を立てて、

ランニングを再開し、

2022年4月から登山を再開し、

これまでにフルマラソン5回、富士山登頂3回、丹沢表尾根縦走、

丹沢バカ尾根ピストン、奥高尾縦走など大きな登山をそこそここなしている。

 

④美容ダイエットを見て思うこと

 

そんな医療ダイエットを経験した私と友人が、

「美容ダイエット」を眺めた時に何を感じるのか?と言うと。

 

命に関わる問題なのではっきり言う。

 

私の感覚だと、

42.195kmを走り切れるようになった今、

「5km走るのがキツくてキツくて」とか、

「10kmはメチャクチャ苦しい」などと言うヤツと同じように見えるのである。

 

≪何でそんなレベルの低い事で悩むのか≫だ。

 

美容ダイエットみたいな、

「食っても痩せる」だとか、

「この高級サプリを摂れば痩せる」だとか、

「普段の食事のちょっとした改善で」だとか、

「簡単な運動でも」だとか、

寝言は寝て言えーーーーーーーーーーーーっ!!

 

そんなので痩せる訳ねーだろがっ!!

 

そんなので糖尿病やら痛風やら回避出来る訳ねーだろがっ!!

 

絶対に、絶対に、無理に決まってる。

 

美容ダイエットのレベルの低さには呆れるばかりとなる。

 

⑤結論:覚悟せよ

 

不摂生しておかしくなったら、

今までの快楽の正反対、

何十倍も苦しい医療ダイエットをしない限り、

復帰は無理だ。

 

覚悟せよ。

 

覚悟が出来ない???

 

ならば、本当に死ぬだけだ。

 

余談:

超酒好きだった亡き父の飲み仲間達。

幸い父は若い頃に北アルプス登山をやっていたので、

長距離歩行を苦にしなかった。

お陰で80代まで生きられたが。

飲み仲間のうち狭い交友関係なのだが、

実に5人、50代で死んでいる。

ダイエット出来ないで飲んで食っていると本当に若くして死ぬ。