「猛省、富士登山:体幹劣化で転倒( ;´Д`)」
大恥を晒す事になりますし、
プライドがズタボロの事態になったのですが。
ここは次回への反省点、いや、猛省点の最たる事として明記しておきます。
富士山須走ルート、下山道「砂走り」。
登りは過去一楽勝の「無敵登頂」が出来た私でしたが、
一転、途中まで一緒の吉田ルートのクソ下山道にヤられてしまい、
疲労のピークを食らっていました。
しかし「砂走り」では秘策の走法を知る事が出来たので、
かなりスピーディーに急傾斜部分は一気に下りる事が出来、
再び素晴らしいぞオレ、と思ったのも束の間。
傾斜が緩やかになり、砂も浅くなってしまい、
通常歩行になった途端、激しい疲労に襲われてしまい、
ヨタヨタ歩きになっていました。
しかもまだまだ微妙に砂は厚く、
コブシ大の石が砂に埋もれているケースも相変わらず多く、
歩き難いこと甚だしいのであります。
このような極度の疲労を食らっている時、
多くの場合、自分の身体の弱い部分が一気にヤられるケースが多いと感じています。
私の場合、特に弱いのが「右体幹」なのであります。
インナーマッスルと呼ばれるアレ、です。
厄介な事にトレーニングに目覚めた場合でも、
男は筋トレとかマラソンなどの目立つ行為にこそ意味を見出し、
地味なストレッチや体幹トレーニングを軽視する傾向が著しく強いです。
これは娘が通っているジムのトレーナー(ボディビル大会優勝者)からも指摘された事があり、
ストレッチや体幹は非常に重要なのでしっかりやって下さいと言われています。
今回の富士登山においては、
まさかの脳梗塞の疑いからの悪玉コレステロール異常値を食らってしまい、
アフリカ原住民ダイエットを続けていたのもあり、
大幅に体力ダウン。
医師からダイエット解除されてから登山実行まで1ヶ月しかなかったのもあり、
以前はしっかりこなしていた体幹トレーニング(6分プランク)がかなりおざなりになっていました。
このため、私の体幹は弱りに弱っていた訳なのであります。
体幹が弱いと何が起こるのか?と言いますと、
私的には、例えばランニング中に躓いた時、
転倒し易くなるのは感じます。
バランス感覚が凄く悪くなると言ったらいいのでしょうか。
リンクを貼った6分プランクは驚くほど厳しい体幹トレーニングです。
普通の正面切って来る筋トレとかマラソンとかのキツさとは異質・異次元の厳しさがあります。
しかしこれをしっかりこなしていたら相当仕上がった身体になるかと思うのであります。
ウェストもエグいほど抉れますし。
さて、そんなマヌケな身体で超絶疲労を食らっていた富士登山・須走ルート、
あと1kmくらいで砂払五合目に到着すると言った地点。
私の右足先が砂に埋もれていた大きな石にぶつかりました。
「アッ!!」と叫んだ途端、私の右半身は無様にも地面に着地、転倒。
何とか右手はつけましたが、右半身は全て砂だらけ。
もちろん柔らかい砂地なので、またゆっくり歩行中でもあったので、
よほど大きな石にでもぶつからない限りケガはしません。
ケガはしないのですが。
もう転んだ瞬間に分かったのであります。
「右体幹の弱り方がハンパない」と。
マラソンの時だと舗装路を走りますから余り意識する事はないのですが、
登山は凸凹道を行きますから、体幹が弱いと一気にヤられてしまいます。
はい、ヤられたのであります。
しばし呆然・愕然としてました。
ダメだな、オレ・・・、と。
一から鍛え直ししないと。
幸い、次の大きな登山は来年。
時間はあります。
ストレッチに体幹トレーニングに。
地味なトレをおざなりにしているとこのような目に遭うと猛省した次第です。