「富士山」るるぶ '25 | 東京・横浜物語

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「富士山」るるぶ '25

 

旅行ガイドブックで有名な「るるぶ」から富士登山の最新版が刊行された。

 

さすがに旅行ガイドがメインの出版社の刊行物らしく、

山岳ガイドブックとは一味違う内容に仕上がっている。

 

ちなみに富士登山に特化した本は意外にも凄く数が少ない。

 

現時点で新刊として入手出来る本は私が知る限り、

この本を入れて3冊だけだ。

 

「富士登山パーフェクトガイド」JTBパブリッシング

 

「富士山ブック」山と渓谷社

 

そして掲題の「富士山」るるぶ ’25となる。

 

他にやはり旅行ガイドで有名な「まっぷる」からも「富士山」が出ているが、

最新刊としては今のところ出ていない。

 

現在、私がチェックしたところでは「富士山」ではなく、

6月13日に「河口湖・山中湖 富士山 ’25」として、

登山メインではなく、登山ガイド付きの本として刊行されるようだ。

 

以前は、まっぷるからも、

るるぶ同様その名も「富士山」で出ていたが、

今年出るのは今のところ分からない。

 

さて、掲題の本であるが、

全112ページほどの如何にもな旅行ガイド的な分かり易い作りになっている。

 

その内、富士登山に関連した記載は前半の49ページとなっている。

 

オールカラーで全4ルート、お鉢巡りなど、

富士登山の基本と実践が上手くまとめられている。

 

この本の特徴は前述した2冊の登山書とは決定的に違っていて、

登山が終わった後、もしくは登山前の観光に半分以上のページが割かれている事にある。

 

富士登山以外にせっかくだから観光もしたいとか、

登山後にもう1泊して温泉に浸かってから帰りたいとか考えている人にはうってつけだ。

 

しかし個人的な感覚で言うと、

富士登山が終わった後は激疲れしているため、

迂闊に観光は出来ないと考えておいた方がいい。

 

観光は登山前に、出来たら簡単に済ませ、

登山後は温泉と言うパターンの方がいいと思う。

 

さて一応、今年の最新の富士登山に特化した本は全て出揃ったようだ。

 

どのような形の富士登山をするにせよ、

物凄くテンションが上がる上に結構な危険行為なので、

しっかりと下調べしてから臨まないとヤバいかと。

 

もう開通まで吉田ルートの場合は1ヶ月を切っている。(開山は7月1日)

 

富士宮ルート、須走ルート、御殿場ルートの開通まではちょうど1ヶ月。

(開山は7月10日)

 

それから全4ルートは9月10日までの短くも熱い開山期間となる。

 

今年は特に一番人気の吉田ルートでは新たに強制力のある入山料2000円がかかる。

 

これは強制力のない協賛金の1000円とは別にかかるので要注意だ。

 

ただしこれは繰り返すが「吉田ルートのみ」だ。

 

他にもオーバーツーリズムを抑えるための措置があるので、

富士登山オフィシャルサイトで確認しておく必要があるかと思う。


https://www.fujisan-climb.jp/


さて、私の今年の富士登山はまさかの悪玉コレステロールの異常値により、

現在は7月中旬の血液検査のために壮絶なダイエット中で、

ランニングや筋トレを頑張っているも大幅にパワーダウンしている。

 

とてもではないがフルマラソンも富士登山も出来ない体力に落ち込んでいる。

 

もし7月の血液検査をクリアしても、

そこから1ヶ月弱で富士登山体力まで持って行けるかどうか。

 

もし血液検査をクリア出来なかった場合は、

ダイエット続行になるので完全に無理になってしまう。

 

想像以上の体力の落ち込みに驚いている。

 

ちなみに富士登山に必要な体力とは、

これまた富士登山オフィシャルサイトを良く読むと分かるが、

フルマラソンで消費されるのは2500~3500kcal、

富士登山で消費されるのは3000~4000kcalと書いてある。

 

つまり1泊2日でやるならハーフマラソンを走り切れる体力がないと厳しい。

 

若い人なら若さで乗り切れるだろうが、

中高年以上はハーフマラソン級体力以上を持っていないとキツいと思う。

 

おおよそ、出来たら25kmは走り切れて、

10kmランなら日常的に軽く走れないと、

心肺機能、脚力共に富士登山には対抗出来ないかと。

 

もちろん遅くてもいいからハーフマラソンが獲れた後に、

何度か低山でいいので、

予備登山をして登山特有の縦の動きに慣れておく必要があるのは言うまでもない。

 

これをヤッていても、

さらに「天候リスク」「高山病リスク」があるため、

富士登山の登頂確率は50%くらいと言われている。

 

これは当たっていると思う。

 

ちなみに昨年の私の富士登山は富士宮ルートから登頂したが、

登頂確率は約33%だった。

 

と言うのはまさかの台風2連を食らい、

山小屋の予約を奇跡的に2回延長出来たので登頂出来た経緯があるから。

 

そう簡単に獲らせてはくれない富士山頂上かと。

 

今年の私は果たして出来るのかどうか。

 

さすがに今年はかなり厳しい。