かなり嫌な夢を見ていた。
全く知らない家だかユースホステルみたいな所で暮らしていた。
旅行で泊まっていたのかも知れないが、
一人一人に割り振られたスペースで寝ていた。
時間は昼間で明るかった。
部屋の入口の方から30代くらいの非常に性質の悪い男の声が聞こえた。
これは悪質な押し売りだと確信した。
ハッと気付くと既に男は私のスペースに入り込んでいて、
何やら偉そうに喋り、
よく聞き取れないが、
要するに何かを買えと言っている。
坊主頭の、昔のドラマの感覚だと、
山下清を思い切り凶暴にしたようなタイプ。
ちなみにランニングシャツを着ていた。
こう言うヤツには紳士的な対応は付け込まれるだけと判断し、
いきなり怒鳴りつけて、
「テメーこの野郎!!」と、言いながら、
向かって行った。
ようやく男は立ち上がり、
一旦、スペースの外に出たが立ち去らない。
まだ凄んで来る。
もう私は会話を中止し、
黙っていた。
自分の身体の感覚と、
相手の身体つきをチェックしていた。
厄介な事に娘が部屋にいたのが分かるも直ぐに出て行き、
取り敢えずホッとするも、
意外に相手はデカく苦戦しそうだなと思うも、
身体のキレはないと判断。
自分の身体の感覚は爆発的な筋トレ効果を感じていて、
スピーディーな動きが出来ると感じた。
イケる!!と確信し、
殺し合いになるなとも思いながら、
相手の隙を見付けたら即座に先制攻撃を仕掛ける態勢に入った。
この段階で間合いをようやく開け始めた男。
ちょっとホッとしたところで目が覚めた。
しかし心臓らバクバク状態だった。