野球マニアの考察:令和時代の凄味 | 東京・横浜物語

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西麻布に生まれ育ち、現在は横浜に居住する筆者が、
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「野球マニアの考察:令和時代の凄味」


昔々の昭和時代。


亡き父は野球マニアのつもりでいたように思う。


実際、時折後楽園や神宮に行き観戦していたし、

プロ野球も高校野球も好きでやたらと観ていたし、

衛星放送が始まると野茂やイチローの活躍もあり、

大リーグ中継まで観ていた。


そして観戦しながら異常に口汚く、

色々文句を言っていた。(笑)


さて、時は流れ、いつの間にか時代は令和になっている。


WBC以来、私の娘が野球好きになり、

横浜DeNAベイスターズのファンにまでなった。


その凝り方を見ていると、

亡き父の凝り方など消し飛ぶくらいの、

とんでもない令和のファンっぷりを見せ付けている。


そもそもつい最近まで知らなかったが、

娘の親友も野球ファンで、

彼女は日本ハムファイターズ贔屓だ。


娘とその親友は、

亡き父もしていなかった、

贔屓チームのファンクラブに入会している。


ファンクラブの特典を利用しながら、

実際に野球場まで足を頻繁に運んでいる。


さすがに親友は札幌までは行けないが。(笑)


そしてここからがミソで、

令和の野球マニアの真髄が現れる。


もちろんファンチームのサイトを常にチェックするだけでなく、

2人ともプロ野球選手名鑑をしっかり購入して、

選手事情に異常に詳しくなっている。


また週刊ベースボールをしっかりとDマガジンで読み込んでいる。


さらに野球速報もスマホにしっかり入れて、

高校野球から大リーグまで詳細にチェックしている。


休みの日は球場に行くか、

テレビのチャンネルを忙しく回しながら、

スマホで野球速報もチェックしながら、

贔屓チーム以外の情報も取っている。


さらに娘はセリーグ、親友はパリーグファンなので、

お互いの情報を補完し合い、

セパ両リーグに無敵の情報体制を構築している。


データの取り方がハンパない。


こんなの昭和の野球ファンなんか比較にならない。


実際、娘と横浜スタジアムに行くと隣の超絶マニアと何やら難しい話題で盛り上がってるし。(笑)


さらに球場グルメまでしっかりと把握して楽しんでいるし。


令和の情報戦を勝ち抜いている感覚が凄い。(笑)


これはレベルが全く違う。


かつては野球オヤジみたいなのが筋金入りのファンの象徴と思われていたが、

今や20代女子が本気で凝って来たら昭和オヤジなど足元にも及ばない。


凄い時代になっている。


終わり


余談:

よくよく考えると3年半前のブッ倒れる時までの私は芸術三昧生活を送っていた。

名鑑を揃えるのは当たり前であり、

月刊誌購入も当たり前だった。

各美術館のサイトをチェックし、

格安チケットやぐるっとパスを使いこなし、

無敵の美術鑑賞体制を構築していた。

歌舞伎座は一幕見席の常連。

GWに並んでいたら偶然テレビにインタビューされた事もあるし。

寄席にもやたらと出かけていたし。

しかも昼夜ぶっ通しで落語鑑賞当たり前。

あ、歌舞伎座も国立劇場も昼夜ぶっ通し当たり前。

令和の凝り方は昭和など比較にならないのだ、

と改めて実感。(笑)