道迷い遭難:難度マックス南アルプス | 東京・横浜物語

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道迷い遭難:難度マックス南アルプス

登山のYouTuberりょーじチャンネルで道迷い遭難の実践を南アルプスでやっていた。

これは難しい。

さすがに登山専用の地図アプリを起動させているから、
間違いに直ぐに気付いて引き返せるも、
紙の地図とコンパスなら完全お手上げかと。

そもそも樹林帯で視界が利かないから正置など出来ないし、
唯一のピンクリボンがあるも、
これ、他の山だと必ずしも目印とは限らず、
林業関係者の物の可能性もあるから、
迂闊に頼るのは非常に危険。

結局のところ、この動画のような場所を行く場合、
令和の登山なんだから最初からヤマレコやYAMAPなどの登山専用の地図アプリを使わないと完全アウトかと。

この動画でも最終的な修正はスマホの地図アプリでしている。

改めて地図アプリの優秀さを再確認した。

追記:
非常に大切なので繰り返し明記しておく。
Googleマップは登山には使用出来ない。
登山では必ずヤマレコやYAMAPに代表される登山専用の地図アプリを使わなくてはいけない。
これだと「携帯電波が入らない場所でも見事に使える」。
理由はスマホ自身がGPS衛星の電波をキャッチするから。
さらにヤマレコだと無料バージョンでも立派に使える。
しかし、予め地図をダウンロードする必要があったり(もちろん無料)、
ルートを設定する必要もあるため、いきなりは使えない。
操作に慣れるまで2週間〜1ヶ月くらいかかる。
紙の地図と磁石を使う方法よりは遥かに簡単に覚えられる上に超正確。
ちなみに紙の地図のアナログ手法は習得が非常に難しい上に間違え易い。
他に手段がなかった昭和や平成時代ならともかく、
令和時代は最初から地図アプリを投入すべき。
わざわざ迷う原因を作る必要はない。
その代わり予備バッテリーと予備接続コードの携行は必須だし、
もちろん最後の砦として紙の地図と磁石が必携品なのは昔と変わらない。

余談:
道迷い遭難が起こるとテレビでは専門家が、
地図と磁石は必携品だと繰り返す。
だが、ほとんどの登山者は紙の地図と磁石を正式に使える訳などない。
何故ならメチャクチャ難しいから。
仮に半年くらいかけて講習会に出席して、
さらに実践講習に参加してマスターしても、
非常に面倒臭い上に間違え易い冷酷な現実がある。
この動画のような場面で紙の地図と磁石があれば大丈夫と言い切れる人がいたら、
それは登山偏差値70超えのマタギ級の人であり、
とても月に数回くらい登山する人が真似出来る芸当ではない。