登山装備における出っ張りは非常に危険 | 東京・横浜物語

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西麻布に生まれ育ち、現在は横浜に居住する筆者が、
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「登山装備における出っ張りは非常に危険」

 

昨年春に再開した登山。

 

最初は高尾山から小仏城山の縦走をして、

超久しぶりの登山の感覚を取り戻しまして、

続いて行ったのは丹沢表尾根縦走でした。

 

この道は若い頃から苦しめられて来た道でしたが、

この時点ではランニング能力が32kmほどになっていたため、

20代の頃よりも楽にこなせた印象はありましたが、

もちろんメチャクチャ疲れました。


本格的な縦走コースで意外に難度が高いと思います。


垂直10mの岩場降下とか、

細尾根とか非常に急峻な場面も連続します。

 

しかし一番ヤバいと思ったのは疲労ではなく、

登山装備の出っ張りでした。

 

私的には新しい登山道具であるトレッキングポール(ダブルストック)を使用して臨んだのであります。

 

これ、使わない時はリュックのサイドポケットに入れて、

括り付けておくのですが。

 

ちょうど写真の場面でした。

 

細尾根と呼ばれる表尾根にはいくつかある難所なのですが。

 

写真の場所はまだまだ全然楽勝です。


それでも両サイドは急斜面で下手をすると100mくらい落ちてます。

 

足を踏み外したら助からないだろうな、と言う感覚です。

 

この写真の真ん中より少し右側にある木にご注目下さい。

 

上の方に行くに従って橋の上にかかっているのが分かるかと思います。

 

ちょうど大人の男ですと、

ここを通過する時に顔を下にクイッと下げないと通れない位置に枝がありました。

 

もちろんクイッと顔を下げてかわしたのでありますが・・・・・

 

この地点の手前には似たような難所や岩場での垂直10m降下などもありまして、

その種の場所ではトレッキングポールは絶対にしまっておかないといけないのであります。

 

両手はフリーが大原則の場所でした。

 

もちろん私は電車に乗って来た時のように、

リュックのサイドに括り付けておきました。

(念のため。ポールの先端にはゴムが付いておりますが、

 電車に乗る時は他の乗客の迷惑になるため、

 私は常に布のカバーを先端に被せております)

 

登山中の応急的な措置だったので、

割といい加減にしていて、ポールは完全には短くなっておらず、

若干長いままでした。

 

すると顔は避けてもポールは避けていなかった、と。

 

つまり、枝にポールの先端がこの橋の位置で引っ掛かってしまったのであります。

 

思わずバランスを崩してしまい・・・・・

 

非常に危ない局面でした。

 

ベテランほどリュックに余計な出っ張りは作らないと言います。

 

以来、出来る限り余計な物はリュックには付けないようにしています。

 

もちろんトレッキングポールはそれ以降、

しっかりと縮めて括り付けております。