フランス人と歌舞伎座と富士山 | 東京・横浜物語

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西麻布に生まれ育ち、現在は横浜に居住する筆者が、
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「フランス人と歌舞伎座と富士山」


まだ身体を壊す3年以上前は歌舞伎座にやたらと通ってました。


もちろん一幕見席メインで。(笑)


すると行列の中に大勢の外国人がいるのですが、

意外にもフランス語率が高かったりします。


文化大国フランス、如何にもって感じです。


ヨーロッパ系の連中で、

ある一定レベル以上の層は、

必ずと言っていいほど文化社交を仕掛けて来ます。


これはアジア人には余り見られない傾向であり、

ヨーロッパ人のある特定層でのみ顕著に見られると強く感じています。


日本文化の象徴である歌舞伎を理解しようと、

わざわざ歌舞伎座にまでやって来る外国人。


この種の人物との交流は非常に厄介であります。


文化には文化でしか対抗出来ないからであります。


知的で穏やかな目をした外国人ほど恐いものはありまん。


新型コロナ禍以降、日本に訪れる外国人観光客の質はかつてとはかなり変わっていると感じます。


小さな美術館や奥高尾縦走路で出会う外国人。


文化的洗練度マックス連中の手強さ。(笑)


今年の春、富士山の麓でのアクティビティに行った時も大勢の外国人がいて非常に驚きました。


そして今回の富士登山。


まさかの富士宮ルートにも大勢いました。


もちろんフランス人もいました。


強烈な富士宮ルートの崖を果敢に登って行くフランス人一行。


フランス語で何やら語り合いながらチラッチラッと頂上を見上げて登山続行。


妙に哲学的でカッコいいなコイツら、と思ってましたが、

ニコッとお互い会釈をし、

私は私で迫り来る積乱雲を避けるため急いで下山をして行きました。