マラソンランナーの心理:帰宅難民編 | 東京・横浜物語

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マラソンランナーの心理:帰宅難民編

 

諸用のため昨日今日と六本木他を周って来ました。

 

地下鉄が六本木駅に着く頃、

ふと15年くらい前を思い出して、こんな事を感じてました。

 

≪今の私ならここから歩いて帰宅するのは造作もない事≫

 

15年くらい前の私はサービス終了する前のYahoo!ブログで書いていて、

災害対策関係の記事が多かったのであります。

 

災害時、都心の学校に通う娘を迎えに行き、

徒歩で帰って来れる体力が欲しかったのです。

 

大規模な火災などを想定して迂回路も考えると往復で50kmは歩ける体力が欲しいと考えてました。

 

しかし、口先だけで運動をしない日々が続いていたので、

感覚的にはまるで無理だろうなと感じていました。

(一時期ビリーズブートキャンプにハマっていたが直ぐに元の木阿弥)

 

現在はもう娘も成人していますが、

皮肉な事に、今の私にはそれは大した行為ではありません。

 

フルマラソン42.195km。

 

これを走り切るのは簡単な事ではありません。

 

と言うより異常に大変です。

 

しかし走り切った場合、何が起こるのか?

 

私の場合、再び走り始めたのが一昨年の7月くらいなので、

実に1年半くらいかけてようやく超遅いながらも到達しました。

 

ちなみに限界走行距離が42.195kmだとすると、

半分くらいのランなら、つまり20kmくらいは完全にチョロい感覚になって来ます。

 

また平地の徒歩になると50kmくらいは全然平気になります。

 

ただし徒歩だと時間がかかるため1日で歩ける限界は50kmくらいになるかと。

 

私的には43km歩行は体験済みです。

(ただし鍛える前の話)

 

その時は12時間くらいかかり、実質上タイムアウトとなりました。

(徹夜で歩くならもっとイケるだろうけど、余程の緊急時でない限り止めた方が無難)

 

さらに富士登山になると、フルマラソン能力でサブ4やサブ3を持つ人だと、

YouTube動画を見ている限り、

「軽い」「どうってことない」と言い切る人がいて驚きます。

 

去年の富士登山時の私のマラソン能力は35kmだったので、

今年の富士登山をもしやれたらもっとイージーに出来るだろうなと感じてます。

 

さすがに富士登山は高山病や天候などの別リスクもありますからそう簡単ではありませんが。

 

しかし帰宅難民対策としてフルマラソン能力を持つと、

都心から横浜市の自宅まで歩いて帰るなどまるで普通に出来ます。

 

実際、東日本大震災の時、バリバリの登山をやっている人の場合、

まるで普通に都心から横浜まで超余裕で歩いていました。

 

普段鍛えていない友人の弟は鶴見で力尽きて友人がオートバイで迎えに行って、

神様のように思われた話は当時書いています。

 

鍛えていない人が革靴で歩いた場合、10~15kmくらいでヤバくなるかと。

 

フルマラソン能力・・・まさかこんなに凄いとはと思う今日この頃です。

 

どこでも行けるじゃん、などと真面目に思ってしまうところが逆に恐いです。(笑)


ボルダリング技術を身に付けたら、

北アルプス表銀座縦走を本気でヤろうと思っている今日この頃です。


(^ν^)


余談:

感覚的に一番疲れて体力を消耗するのは登山だと感じてます。

富士山などの急登が連続する山の苦しさは非常にヤバいです。

特に富士山は高山病も食らうため苦しさの度合いが桁違いかと。