ちょうど6年前の今頃は、
東北地方に比較したら被害はほとんど無かった首都圏だったが、
それでも震度5強は初めて体験した揺れで、
交通網は全て麻痺してしまった。
この日に限って娘も父母も外出中で、
しかも携帯電話もパンクして安否が分からない状況だった。
しかし「安心ケータイ」を使用していた父のお陰で父母との連絡は早くついていた。
そして16時過ぎにようやく娘との連絡がつき、
既に運良く最寄り駅に着いていて、
自動車で迎えに行った。
駅周辺は停電していて、
凄い数の人で溢れていて、
コンビニも全て閉まっていたのを覚えている。
そして2週間くらい物流が止まってしまった。
年月が経つと忘れてしまうが、
実のところ最も危険なのは今の首都圏であるかと思う。
相変わらず超過密の人口と脆弱な上に複雑な交通網。
震度7が来たら揺れによる被害だけでなく月単位で止まると予想される物流。
人の数が桁違いに多いためかなり悲惨な事態になるだろう。
まあ、日本に暮らす限りどこに住んでも同じなのかも知れないが、
備えだけはきちんとしておきたい。