中年童貞・素人童貞のヤバい思考パターン | 東京・横浜物語

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西麻布に生まれ育ち、現在は横浜に居住する筆者が、
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子供の頃、誰もが一度は自分の将来について考えた事があるはずだ。

男の子ならどんな女性と結婚するのだろうか?と。

女の子ならどんな男性と結婚するのだろうか?と。

そして思い込んでいる。

結婚とは大人になれば誰でも出来る、と。

だが、これは大変な間違いだ。

今やそう簡単に結婚なんか出来ない時代に突入している。

急速に進んでいる日本の少子高齢化。

最近、ブロ友情報で知って驚いた数字がある。

30代の未婚の人で現在付き合っている人がいない割合・・・80%

40代の未婚の人で現在付き合っている人がいない割合・・・90%

おそらく50代になればもっと上がるのであろう・・・・・

この数字、AERAが発表したものらしいが非常に信憑性があると思う。

私の周囲の未婚の人に完全に当てはまっているから。

つまり、30代でまだ独身の場合、今後も一生そのままの可能性が非常に高いと言う現実だ。

さて、この数字を踏まえた上で「中年童貞」「素人童貞」について考えてみたいと思う。

昨日も記事にしたが、40代で性的体験を持った事のない男の存在。

性体験についての統計は当てにならないので、一体どのくらいいるのかは分からないが、
想像以上に多いのではないか?と最近感じている。

特に男には妙なプライドがあるので「そんな訳ないだろ?」と言い張り、
とてもまともなアンケートなど取れる訳がないからだ。

中年童貞・・・最近、これを美化する書物なども出版されてきているが・・・

私の個人的意見は・・・「百害あって一利なし」。

その中核となる主旨は「コミュニケーション能力に問題を抱えている可能性が極めて高い」となる。

女性と性的関係を結ぶのは初めての男にとっては非常に非常に非常に難しい。

どういう風に展開して良いのか全く分からないからだ。

だからこそ、大抵は若い時に一生懸命間抜けな事も繰り返し、
痛い思いをしながらも経験を積んで一人前の「男」になって行く。

ところが妙にプライドの高い男と言うのが結構いる。

自分には相当の価値があると思い込んでいる。

そのため、恥ずかしさとプライドが邪魔をしてまともに女性と付き合えなくなってしまう。

性欲を女性に見せる事は確かに恥ずかしい。

スマートな男を演じ切りたいと思う。

しかし、性の現場とは欲望の塊なのである。

どこかでプライドや理性を捨てて、本能にまかせる事が必要になってくる。

これが出来ない。

そして出来ないまま年月だけが過ぎて行く。

年月が経てば経つほど厄介な負のスパイラルに落ち込んで行く。

周囲の人は当然経験があると思い込んでいる。

しかし当人は経験が無いので極めておかしな行動パターンしか女性に対して取れなくなる。

しかもプライドだけは高いので反省能力もなければ自己鍛錬もしない。

大人しそうで優しげな落ち着いた男性・・・実は童貞。

こんな中年童貞、案外いるのではないか?と思う。

何故そんな事が言えるのかと言うと。

以前、テレビ番組で70歳童貞が出ていたから。

まさに上記のような雰囲気を醸し出していた。

ちなみに素人童貞と言うのもいる。

これは、欲望だけは普通にあるので、
ある時、意を決して風俗店に行き、ともかく「体験」だけは済ませた男だ。

その後、女性との付き合い方を学びながらパートナーを得られれば万々歳なのだが。

風俗嬢以外は知らないまま中年になってしまった人。

これが素人童貞。

この場合も問題が大ありかと。

女性とまともなデートが出来ない。

だから男女関係は全く進展しない。

「いわゆる恋人」を過去に一度も持った事の無い男。

これは非常に多いような気もしないではない。

由々しき事態かと。

いずれにしても。

この問題の根底に根深く根深く存在しているのは。

「コミュニケーション能力の欠如」

これ以外には有り得ない。

従って、中年童貞とは。

素人童貞とは。

恥ずかしい事なのである。

何とか脱却するように努力すべき問題かと。

もちろん心身の健康が維持されていなければならないのは言うまでもないが。

終わり